文化庁長官が文化芸術関係者にむけたメッセージを発表 緊急事態宣言下の文化芸術活動について言及
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- 2021年5月11日に、文化庁の都倉俊一長官は文化庁のHPで「文化芸術活動に関わるすべての皆様へ」と題してメッセージを発表した。「感染拡大のリスクをできる限り抑えながら、文化芸術活動を続けていくことは、不可能なことでは決してありません。したがって、文化芸術活動の休止を求めることは、あらゆる手段を尽くした上での最終的な手段であるべきと考えます。」とし、クラシックコンサートや演劇、博物館や美術館、映画館などを例に挙げ、これらの鑑賞は大声で歓声や声援を行うものではなく、ガイドラインに基づき感染防止策を徹底することで、リスクを最小限に抑えながら実施・開館することが可能だと考えられるとした。「実際に、このような感染症対策が適切に講じられている公演や展示において、来場者間で感染が広がった事例は報告されていません。」ともある。
- 2021年5月10日、東京都内の5つの国立の施設が緊急事態宣言が延長される12日以降に感染症対策を徹底した上で再開することを明らかにし、10日夜に東京都が文化庁に対して休館の継続を強く要請した。これを受けて文化庁は方針を変更して休業を継続することとし、11日に開館予定だった5施設が臨時休館延長を発表している。
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文化芸術活動に関わるすべての皆様へ(都倉長官メッセージ)(令和3年5月11日掲載)
(2021/05/11|文化庁)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/20032701.html