インテージリサーチが「スマートシティーの認知度に関する意識調査」の結果を公表
- マーケティングリサーチ等さまざまな調査を行うインテージリサーチが、自主企画で実施した「スマートシティーの認知度に関する意識調査」の結果を公表している。本調査は、マイティモニター(※)全国の16~79歳の男女個人1万802人を対象に、スマートシティーの認知度やスマートシティーに対して期待するサービス9分野(防災・減災、高齢者の見守りサービスなど)について尋ねるインターネット調査で、2020年7月31日~8月3日に実施された。
- アンケート調査では、スマートシティーについて「名前も聞いたことがない」と答えた人が49.7%、「名前を聞いたことはあるが内容は知らない」が38.5%でほとんど認知されていないことがわかった。「名前を聞いたことがあり、内容も知っている」と答えたのは全体の11.8%で、これをさらに居住地別にみると人口100万人以上の都市で割合が高くなっている。
- また「スマートシティに対して期待するサービス分野」に関する質問では、「防災・減災」が最も多く48.2%、次いで「高齢者の見守りサービス」が45.1%と、共に全体の半数程度が期待していることがわかった。さらに、スマートシティの「名前を聞いたことがあり、内容も知っている」1277人に注目すると、「防災・減災」への期待が大きいことは変わらないが、次いで「交通(3次元位置情報・自動運転・ドローンなど)」「通信ネットワークとセンシング技術(5G、レーザー、センサーなど)」に対する期待が高かった。詳しい調査結果は下記「詳細」のリンク先を参照のこと。
(※)「マイティーモニター」については下記を参照のこと
インテージウェブサイト「アンケート調査モニター」
https://www.intage.co.jp/service/platform/monitor/
詳細
スマートシティー、半数が「知らない」~防災・減災だけじゃない期待は?~
(2020/10/12|インテージリサーチ)