三菱地所が東京駅前で開発中の街区名称を「TOKYO TORCH」に決定

  • 三菱地所は、東京駅前の常盤橋街区で開発中の「東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)」の街区名称を「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」としたことを公表した。本プロジェクトは、東京圏の国家戦略特別区域計画の特定事業として2016年度に都市計画決定済みだが、新型コロナウィルスの蔓延などを含めた昨今の状況や周辺環境の変化に対応すべく、地下歩行者通路の整備や約7000㎡の大規模広場を活用した帰宅困難者支援機能の強化のほか、「TOKYO TORCH」全体で約20000㎡の屋外空間を整備するなど、追加的な都市再生貢献項目と共に都市計画変更手続きを開始したとのこと。
  • 「TOKYO TORCH」は商業施設・事務所・ホテル・展望台などからなる2つの超高層タワーの建設を中心とした開発計画で、そのコンセプトは「東京・日本の魅力を発信」「ワーク・ライフ・インテグレーションの推進」「ONE TEAMで東京・日本をリードするまちづくりを体現」が三本柱になっている。
  • 設計においては、すべての設計監理を三菱地所設計の松田貢さん、頂部デザインを藤本壮介建築設計事務所の藤本壮介さん、低層部デザインを永山祐子建築設計事務所の永山裕子さん(『子育てしながら建築を仕事にする』)、広場デザインをFd Landscapeの福岡孝則さん(『海外で建築を仕事にする2』)が担当する。

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世界に誇る日本の新たなシンボルが「日本を明るく、元気にする」東京駅前常盤橋プロジェクトの街区名称を「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」に決定 2027年度、東京駅前にニューノーマルを見据えた約2.0haの屋外空間を整備した新たな街が誕生

(2020/09/17|三菱地所)

https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec200917_tokiwabashi.pdf