大阪・梅田1丁目地区で官民連携のエリアマネジメントが本格スタート 大阪駅前地下道などの道路空間を活用し地域の魅力向上図る

大阪駅周辺の梅田1丁目地区で、地上・地下の道路空間を有効活用することで一帯の価値向上を目指すエリアマネジメント活動が、2022年度から本格的にスタートする。

活動を主に担うのは、大阪市高速電気軌道株式会社、大阪地下街株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社で組織される都市再生法人*「一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント」。

大阪市建設局が2021年末から公募していた「梅田1丁目地区の都市再生整備計画区域に設ける入札対象施設等に係る道路占用者」に選定されたことを受け、2022年4月1日から活動を開始する。

大阪駅前地下道をはじめとする地上・地下の道路空間を有効活用することが柱となっており、対象となる地区は下図の通り。

歩道上に設置した広告板等の収益を用いて、道路空間を良好に維持するための道路・植栽帯の維持管理業務や、道路空間の利便性向上・にぎわい創出、安心・安全な都市環境の創出といった公的活動業務を実施する。このほか、歩行者交通量や歩行者空間の魅力度など、公共空間活用の効果を検証する取り組みも行うという。

活動期間は、2026年3月31日までを予定している。



*都市再生特別措置法に基づき、地域のまちづくりの中核を担う法人として、市町村が指定するもの

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