大阪府などが万博記念公園における実証実験の提案を募集中 ドローンなど先端技術の活用を想定(締切:2020年3月31日)

大阪府や大阪市などで組織されるチームが、万博記念公園における実証実験の提案を募集しています。

IoTやロボットテクノロジー、モビリティ、ドローンなどの技術の活用が想定されており、同公園内の施設・設備の管理運営状況やサービスの向上を視野におさめたものが期待されています。同公園を実験地とした実証実験の募集は今回が初めてということです。

同チームに寄せられた提案は、諸条件の検証ののち実施に進み、ビジネス化を見据えた広報やプロモーションの支援を受けられることになっています。

なお昨年(2018年)度には、点検が困難な地下の河川構造物についてドローンやレーザー計測機器などを用いて計測・分析する手法や、水道使用量データを活用した独居高齢者の見守り体制の実証実験などが行われています。


以下、大阪府の発表資料より

大阪府では、大阪市、大阪商工会議所とともに「実証事業推進チーム大阪」※1(以下、「推進チーム」)を組織し、大阪における実証事業をより円滑・効果的に実施できるよう支援しています。その取組みの一環として、本日から、「万博記念公園における実証実験の提案募集」を開始しますのでお知らせします。

今回、推進チームでは、年間約239万人(2018年実績)が来場する万博記念公園を実証フィールドに設定し、2020年3月31日まで、同公園での実証実験の提案を募集します。寄せられた提案については、推進チームにおいて内容や要件等を確認後、実施に向けた実証場所の協議・調整をはじめ、広報・プロモーション等のビジネス化の支援などを行います。なお、同公園での実証実験を募集するのは今回が初めてです。

対象分野はIoTやロボットテクノロジー、モビリティ、ドローンなどの先端技術を活用した実証実験で、特に万博記念公園の園地や公園内各施設・設備等の管理運営にかかる技術の向上やコスト低減、サービスの向上等に資すると期待される提案を歓迎します。

その他詳細

実証事業推進チーム大阪(大阪府、大阪市、大阪商工会議所)による「万博記念公園における実証実験の提案募集」の開始について

http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=35710