カリフォルニア州が露天商の合法化を後押し 州知事が新法案に署名

カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事が、同州内で露天商を営む事業主が法的な認可を受けられるよう支援する新たな法案に署名しました。

この法案は、州内の市・郡の行政当局が、露天商を対象にした営業認可制度や、刑事訴追上の制限を策定できるようにするものです。これにより露天商は、許認可を受け、法に基づいた納税を行い、当局が定めた衛生・安全条件等を満たしている限りは、営業が法的に保証されるようになります。

同州では、不法移民が食料品や雑貨を販売する露天商となって生活していることが多く、取り締まりを担う移民税関捜査局に捕らえられて国外追放させられたり、地元の有力者により強制的に退去させられたりする事案がたびたび発生しています。こうした状況に対して、「LA STREET VENDOR CAMPAIGN」などの団体が、露天商を営む人々の権利や地域経済への貢献を無視するハラスメントであるとして、当局に法的な支援を求める活動を展開していました。

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公開日:2018/09/23/最終更新日:2023/08/30
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