コペンハーゲンが英誌の「リバブルシティ・ランキング」で7年ぶりに世界トップに 先進的なコロナ対策も評価

イギリスの国際情報誌『MONOCLE』が発表している都市のQuality of Life指数世界ランキング(リバブルシティ・ランキング)で、7年ぶりに第1位となった。

同誌は2007年からこのランキングの発表を開始。コペンハーゲンはこれまでに4度以上トップの座に就いてきたが、2018年にはミュンヘンが、2019年(前回)にはスイスのチューリッヒが、それぞれ第1位となっていた。

コロナ禍により2年ぶりとなる今回のランキング発表にあたり、同誌はリリースの中で、子どもが自由に歩き回れ、低所得者でも暮らしやすい同市の環境を評価。よりクリーンな環境づくりに向けた意欲は世界トップクラスで、長年にわたる都市投資の成果を享受している、としている。

さらに、「パンデミックによりコペンハーゲン市民の“社会的結束力に対する誇り”が見せつけられた」と指摘し、適切な検査体制の整備や、いわゆる“ワクチンパスポート”(coronapas)の導入により、レストランや文化的な生活が回復した状況を称えている。

トップ20都市のランキングは以下の通り。

  1. コペンハーゲン(デンマーク))
  2. チューリッヒ(スイス)
  3. ヘルシンキ(フィンランド)
  4. ストックホルム(スウェーデン)
  5. 東京(日本)
  6. ウィーン(オーストリア)
  7. リスボン(ポルトガル)
  8. オークランド(ニュージーランド)
  9. 台北(台湾)
  10. シドニー(オーストラリア)
  11. ソウル(韓国)
  12. バンクーバー(カナダ)
  13. ミュンヘン(ドイツ)
  14. ベルリン(ドイツ)
  15. アムステルダム(オランダ)
  16. マドリード(スペイン)
  17. メルボルン (オーストラリア)
  18. 京都 (日本)
  19. ブリスベン (オーストラリア)
  20. ロサンゼルス(アメリカ)

詳細

20 liveable cities / Global
Hometown advantage

https://monocle.com/magazine/issues/145/hometown-advantage/

Copenhagen ranked ‘best city for quality of life’ for first time in seven years

https://www.thelocal.dk/20210624/copenhagen-wins-back-most-liveable-city-crown-after-seven-years/


Cover Photo by Darth Liu on Unsplash