神戸市が国際的なエネルギー都市の自治体ネットワーク “World Energy Cities Partnership” に加盟 国内の自治体で初

神戸市が、ノルウェーのスタバンゲルやカナダのカルガリー、カタールのドーハなど世界16カ国から20のエネルギー都市が加盟するネットワーク “World Energy Cities Partnership” に、日本の自治体として初めて加盟が認められたことを発表しています。

同市は、神戸港内の人工島・ポートアイランドで水素発電システムの整備に取り組むなど、「水素スマートシティ神戸構想」を掲げて環境事業への取り組みを積極的に進めてきており、今後の同ネットワーク内での交流を通じた新展開が期待されます。


以下、神戸市の記者発表資料より

現在、世界的な動きとして、パリ協定を踏まえ地球温暖化対策が各国で取り組まれています。
我が国も2050年までに、(2013年比で)80%の温室効果ガスの排出削減を目標に掲げ、再生可能エネルギーや水素エネルギーなどの取り組みや技術開発を進めているところです。

その中で、神戸市では、現在、世界初の取り組みとして、ポートアイランドにおいて「水素エネルギー利用システム開発実証事業」が、神戸空港島においては「水素サプライチェーン構築実証事業」が進められております
このような先進的な取り組みを、一層進め、発展させ、実装に向け直実に前進していくためには、海外ネットワークの構築による情報交換や連携した取り組みが不可欠となります。
このため、エネルギー業界の知識・ノウハウの共有やメンバー都市間のネットワーク形成を目的に、世界のエネルギー都市(16か国20都市)の自治体ネットワーク『World Energy Cities Partnership(WECP)』ヘの加盟に向け、手続きを進めて参りました。

神戸での先駆的な取り組みが認められ、この度、現地時間(英国アバディーン市)9月7日(土)10時から、久元市長が参加するWECPのボートミーティング(総会)において、加盟の可否を決定する投票が行われ、出席者全員の賛同を得ることができ、日本の自治体では初となる加盟が認められました。

その他詳細

全国初、WECP(World Energy Cities Partnership)への加盟が決定
-神戸で展開する先駆的なエネルギー施策が世界に認められました-

http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2019/09/20190907040301.html