自転車を活用したまちづくりを目指す鹿児島県和泊町が「チャリおこし協力隊」を募集 地域おこし協力隊の枠組みで1名(募集締切:随時)
鹿児島県南部に浮かぶ沖永良部島の東部に位置する和泊町が、自転車を活用したまちづくりを推進しようと、「チャリおこし協力隊」を銘打った地域おこし協力隊員を公募している。
同町は、2021年3月に発表した「第6次和泊町総合振興計画」の中で、自転車を利用しやすいまちづくりを掲げる通称“むぅるほうらしゃプロジェクト”を、今後10年間を見据えた取り組みとして発表。
「むぅるほうらしゃ」とは「みんな喜ぶ」という意味で、車移動から自転車利用への切り換えを促進することで、健康増進や観光・域内交流の活性化、環境負荷の低減などに取り組む姿勢を示している。
今回の公募もその一環で、募集ページでは「離島がゆえの車社会であり,車から自転車への移動手段の移行は課題となっています。また,自転車に触れる機会に乏しく自転車活用が進んでいません。イベントの開催等,町民が気軽に来島者が分かり易く利用できる環境づくりが必要」などと背景を説明。
その上で、「自転車に関する様々な取り組みを考えられる企画力と実行力に富む方を求めます」としている。
主な業務として発表されているものは下記の通り。
- 自転車ルートの検討・設定
- 自転車関連イベントの企画・実施
- 自転車関連の相談窓口
- SNSや動画コンテンツ等を活用した情報発信
- 「自転車の駅」設置に向けた準備
募集人員は1名で、募集期間は特に定められておらず、採用者が決まり次第締め切られる。問い合わせは和泊町役場土木課(電話0997-84-3520)。
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Cover Image: 和泊町