【募集終了】(公社)国土緑化推進機構が「森林サービス産業」推進地域等を公募 森林空間を健康・観光・教育分野で活用する産業創出を支援(締切:2022年6月10日~順次)

公益社団法人国土緑化推進機構が、森林空間を活用して、健康・観光・教育等の分野で新しい「森林サービス産業」の創出に取り組む団体等を募集している。

同機構によれば「森林サービス産業」とは、関係人口創出・地方創生を促進するため、豊かな森林空間を“健康” “観光” “教育” の多分野で活用して新産業を生み出すものとして、平成31(2019)年2月に林野庁・国土緑化推進機構が提唱したもの。

具体的には、スポーツや森林浴、野外フェスといったアクティビティや、ワーケーション・社員研修、農林業体験や農林家民泊といったさまざまな領域のサービスを包括する概念として想定されている。

「森林サービス産業」の対象範囲・対象(イメージ)

「森林サービス産業」の対象範囲・対象(イメージ)(出典:「森林サービス産業」検討委員会 報告書)

今回の公募は令和4(2022)年度の林野庁補助事業として実施されているもの。以下の3つの種別で募集が行われている。

  • 推進地域(等):
    「健康」「観光」「教育」分野と連携した「森林サービス産業」の創出・推進に向けた意欲のある地方公共団体や地域協議会などを対象として、ポータルサイト「森林サービス産業 マッチング・プラットフォーム」等での紹介をはじめとするネットワーキングを支援。
  • モデル地域(等):
    企業の健康経営に着目した「森林サービス産業」創出に取り組む地域を支援。事業化段階にあるモデル地域3団体に総額450万円を助成するほか、準備段階にある3~5団体に研修会等の支援を実施。
  • パートナー:
    推進地域を自社が有する技術やコンテンツでサポートしたり、推進地域が提供する森林サービスを利用することで自社の課題解決につなげたい企業・団体等を対象に、ポータルサイト「森林サービス産業 マッチング・プラットフォーム」等での紹介をはじめとするネットワーキングを支援。

昨年度の公募ではモデル地域等に長野県飯山市や静岡県富士宮市など7地域が選出されている

応募の締め切りや支援機関などは種別により異なる。問い合わせは公益社団法人 国土緑化推進機構 政策企画部まで。

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