ギリシャ・キプロス・イスラエルが三国間限定での渡航制限解除を検討 段階的な封鎖緩和策「トラベル・バブル」構想の一環
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- 地中海を挟んで接するギリシャ・キプロス・イスラエルの3カ国が、互いの国々限定で渡航制限を解除し自由な往来を可能にする方向で検討していることが明らかになった。ギリシャの観光大臣テオカリス・テオカリス氏が発言したもの。
- 新型コロナウイルス感染拡大の防止のために各国でとられている国際的な移動制限については、オーストラリア・ニュージーランド間やバルト三国間を皮切りに、特定の国同士から段階的に緩和してゆく動きが見られはじめている。こうした緩和策は、安全な空気の泡(バブル)をつなげるイメージから「トラベル・バブル」、あるいは特定の通路(コリドー)を国同士で橋渡しするイメージから「トラベル・コリドー」などと呼ばれている。
- ギリシャ・キプロス・イスラエルの3国間の緩和スキームには、一方で課題もある。例えば、イスラエルが国外からの入国者全員に課している2週間の隔離措置がいつ解除されるのか、不透明なことがある。
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Greece, Cyprus and Israel might form a ‘travel bubble’ – here’s how it would work
2020/05/11/TimeOut