今日のGD|新刊『テンポラリーアーキテクチャー』刊行記念トークイベント(12/15、東京[二子玉川 蔦谷家電]+オンライン) ほか

テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』の刊行を記念して、著者の馬場正尊さんと加藤優一さん、そしてゲストに建築家の吉村靖孝さんをお迎えし、トークイベントを開催します。

都市再生の現場で「仮設建築」や「社会実験」が増えています。いきなり本格的な建築をつくれなければ、まず小さく早く安く実験してみよう。新刊『テンポラリーアーキテクチャー』は、ファーニチャー/モバイル/パラサイト/ポップアップ/シティと、スケール別に都市のアップデート手法を考察した<事例・制度・妄想アイデア・インタビュー集>です。

今回のトークでは、著者の馬場さんと加藤さんから、世界各地で起きている仮設建築や社会実験等のテンポラリーな建築・都市づくりについてご紹介いただきます。

また、不動産と可動産(車両等)の間の領域を「半動産建築」と名付けて研究されている吉村さんからは、キャンピングカーやモバイルハウス等の移動する建築や、人が不動産を移動する多拠点居住など、都市生活の変容と新しい建築の潮流についてご紹介いただきます。

後半のディスカッションでは、進行する人口減少や長期化するコロナ禍で不動産の所有がリスク化する日本において、重い建築が固着する硬い都市から、軽やかな建築が流動する柔らかい都市へと転換する可能性、その実装に必要な思考・手法等について議論いただきます。

概要

日 時:2020年12月15日(火)20:00~21:30(来店19:40) ★来週火曜日です!★
会 場:二子玉川蔦屋家電(東京都世田谷区玉川1-14-1二子玉川ライズS.C.)
またはオンライン(zoom)
参加費(税込)
・オフライン(会場)参加チケット1,000円
・オフライン(会場)参加チケット(書籍『テンポラリーアーキテクチャー』付) 2,530円
・オンライン参加チケット1,000円
・オンライン参加チケット(書籍『テンポラリーアーキテクチャー』付)3,000円

出演

馬場 正尊
Open A 代表/公共R不動産ディレクター/東北芸術工科大学教授。1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。2003年Open Aを設立。建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」「公共R不動産」を共同運営する。近作に「佐賀城内エリアリノベーション」「泊まれる公園 INN THE PARK」など。近著に『公共R不動産のプロジェクトスタディ』『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』『エリアリノベーション』など。

吉村 靖孝
吉村靖孝建築設計事務所代表/早稲田大学教授。1972年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科修士課程修了。1999~2001年文化庁派遣芸術家在外研修員としてMVRDV在籍。2005年吉村靖孝建築設計事務所設立。2018年~早稲田大学創造理工学部・研究科教授。建築の近作に「フクマスベース/福増幼稚園新館」「中川政七商店新社屋」「Red Light Yokohama」「Nowhere but Sajima」。主な著作に『ビヘイヴィアとプロトコル』『超合法建築図鑑』など。

加藤 優一
Open A/公共R不動産/株式会社銭湯ぐらし代表取締役/一般社団法人最上のくらし舎代表理事。1987年生まれ。東北大学博士課程満期退学。建築・都市の企画・設計・運営・執筆等を通して、地方都市や公共空間の再生に携わる。近作に「佐賀城内エリアリノベーション」「SAGA FURUYU CAMP」「西予市新庁舎」「小杉湯となり」「万場町のくらし」など。近著に『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』『公共R不動産のプロジェクトスタディ』など。

詳細・お申込みはこちら

https://peatix.com/event/1733708/view?k=c7f72853ca03f5a4d3d138f8554a3d5560f03f13

書籍詳細

【下記の一部内容がご覧いただけます!】
・目次/この本の使い方/誌面見本
・はじめに:都市を自分たちのものにする手段、テンポラリーアーキテクチャー(馬場正尊)
・おわりに:民主的な建築・都市は可能か(馬場正尊)

『テンポラリーアーキテクチャー 仮設建築と社会実験』Open A・公共R不動産 編/馬場 正尊 他著

 

丸善丸の内本店様にて『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』特製ポスター掲示中!★累計3万部突破★

丸善丸の内本店様にて『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』の特製ポスターを掲示中です。
ポスターの下に本書を5面で展開いただいています。
期間限定の掲示ですので、お近くにお立ち寄りの際はぜひ足をお運びください!

■期間:12/9(水)~12/22(火)
■場所:丸善丸の内本店 1階レジ横

お店の様子はこちら

書籍詳細

★累計3万部突破!!★
『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』 安斎勇樹・塩瀬隆之 著
<参加者を本気にさせるワークショップの極意>

『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』安斎勇樹・塩瀬隆之 著

素が出るワークショップ』関連イベント:編著者・角尾宣信さん講師(12/20、東京+オンライン)★申込締切:12/15(火)★

えいちゃんくらぶ「えいちゃんオープンデー」
誰でも簡単に映像が撮れるようになったこの時代。えいちゃんくらぶ(映像メモリーちゃんぽんくらぶ)では、スマートフォンやデジタルカメラで映像を撮った経験はないけれど、「新しいことにチャレンジしたい」「地域の仲間を作ってみたい」というおおむね70歳以上の方々と、映像制作のはじめの一歩から学び、映像に触れる・作る・遊ぶクラブです。若手のサポートメンバーも参加し、「映像」「メモリー」「ちゃんぽん」をキーワードに、世代を超えて楽しく活動する、緩やかな地域のコミュニティを目指しています。

オープンデーでは、えいちゃんメンバーの映像制作現場にご参加いただける時間や、えいちゃんくらぶの活動についてのトークセッションを行います。トークセッションでは、講師の角尾宣信さんが共著・編集しました『素が出るワークショップ』(学芸出版社、2020年)を参照しつつ、えいちゃんくらぶって、どんなところ? どんなコミュニケーションや地域の輪を広げていくの? など、みんなで考える場にしたいと思います。

概要

日 時:2020(令和2)年12月20日(日)11時~14時半
会 場:前原暫定集会施設A会議室(東京都小金井市前原町3丁目33-27)
参加費:無料
定 員:
・・・A)会場参加 5人(11:00~のメンバーの活動から参加できます)
・・・B)ZOOM参加 20人(13:30~のトークセッションのみ参加できます)

詳細・お申込みはこちら

※先着順、12月15日(火)締め切り
https://bit.ly/2V6Ok1k

講師

角尾宣信(つのお・よしのぶ)
えいちゃんくらぶ講師。東京大学大学院総合文化研究科、博士課程在籍。敗戦後日本の喜劇映画や風刺映画を研究。また、都内や近郊にある複数の介護施設にて、高齢者の方とお話しながら、楽しく昔の映画や歌謡曲を鑑賞するプロジェクト「シルバーシネマパラダイス!」を主催。

関連書籍

『素が出るワークショップ 人とまちへの視点を変える22のメソッド』
饗庭伸・青木彬・角尾宣信 編著
<アイスブレイクは盛り上がれば良い?WSがアリバイになってない?まちづくり・アート・福祉の現場で追究した22の技術と本音の議論>

『素が出るワークショップ 人とまちへの視点を変える22のメソッド』饗庭伸・青木彬・角尾宣信 編著


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公開日:2020/12/11/最終更新日:2020/12/10
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