今日のGD|新刊発売!『ポルトガルの建築家 アルヴァロ・シザ』伊藤廉 著 ほか
世界的巨匠の素顔、土地に根差す作品の魅力
モダニズムを超えた静謐な空間で世界的評価を得てきた建築家。そのキャリアは母国の民主化の歴史と共に進化し、風土とも密接に繋がってきた。ノートや図面、紙ナプキンにまで絶えず描き続けるスケッチ、寡黙ながら時に発せられる辛らつな言葉、建築への純粋な愛情。知られざる素顔と作品の魅力を弟子である著者があぶりだす。
伊藤廉 著
A5判・416頁・本体3600円+税
2020/09/10発売
著者
伊藤廉(いとう・れん)
1974年生まれ。東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻修了後、株式会社フジタ勤務、Architectural Association School of Architectureを経て、2004~2011年アルヴァロ・シザ事務所に勤務。2018年リスボン大学より博士号授与。ロータリー財団国際親善奨学生、文化庁新進芸術家海外研修制度研修生。現在、Ren Ito Arq.(伊藤廉建築設計事務所)主宰、ポルトガル在住。著書に『ALVARO SIZA DESIGN PROCESS(アルヴァロ・シザ デザインプロセス)』(IST press、ポルトガル)、『海外で建築を仕事にする』(共著、学芸出版社)。
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紙面見本、目次、プロローグ、エピローグ、あとがきをご覧いただけます!
関連書籍
『問いのデザイン』著者・塩瀬隆之さん登壇イベント(本日9/3、オンライン)
「ROOM on Zoom」時代にとって大切な問いを問う
ミラツクでは、2020年8月より、未来をつくるための「場」を提供するメンバーシップ「ROOM」をスタートします。今回のセッションは、『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』の著者でもある、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之さんをお招きし、「問える時代」をテーマとした対談、QAと参加者間の小グループダイアログをZoomを使ったオンラインの場で実施します。
また、今回のセッションは、ROOMによって取材・制作されるインタビュー記事シリーズと連動して行われる企画です。”時代にとって大切な問いとは何か”をテーマに行なったインタビュー取材では、「問うことそのものを肯定すること」という回答が塩瀬さんから返ってきました(より詳しい内容は、下記の取材記事をご覧ください)。今回のオンラインセッションでは、取材の中で生まれたテーマをさらに深掘りし、「問える時代」の実現、デザインについて探求する場を設けます。
オンラインセッションは、どなたでも参加が出来る探求の場です。参加には、ミラツクが運営するメンバーシップ「ROOM」への登録が必要です。多くの方のご参加をお待ちしています。
概要
日時:2020年9月3日(木)18:30~20:30(18:20開場)
会場:Zoom(ROOMメンバーシップ内でURLをお知らせしています)
定員:100名
主催:NPO法人ミラツク
お申込み・詳細はこちら
登壇者
ゲスト:塩瀬隆之さん
京都大学総合博物館准教授。1973年生まれ。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修了。博士(工学)。専門はシステム工学。2012年7月より経済産業省産業技術政策課にて技術戦略担当の課長補佐に従事。2014年7月より復職。小中高校におけるキャリア教育、企業におけるイノベーター育成研修など、ワークショップ多数。平成29年度文部科学大臣賞(科学技術分野の理解増進)受賞。著書に『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』、『インクルーシブデザイン:社会の課題を解決する参加型デザイン』(いずれも共著、学芸出版社)など。
進行:NPO法人ミラツク代表理事 西村勇哉
1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学(Human Science)の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2008年より開始したダイアログBARの活動を前身に、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、年間30社程度の大手企業の事業創出支援、研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。
国立研究開発法人理化学研究所未来戦略室 イノベーションデザイナー、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ 特任准教授
書籍詳細
★発売即重版!!累計3万部突破!!★
話題の新刊が続々刊行予定!9月の学芸出版社
まもなく刊行される予約受付中の近刊と発売中の新刊、開催を予定している書籍の関連イベントをご紹介しています。(上記写真をクリック)