北欧諸国では、冬は日照時間が短い上に天候も悪く、寒く暗い時間が長く続きます。北欧の人達は冬の暗い時期にキャンドルや照明器具をうまく扱いながら生活する豊かな灯りの文化を育み、優れた照明器具がたくさんつくられてきました。
本展では、北欧の20世紀を代表するデザイナー・建築家による照明器具を取り上げ、照明器具の実物展示、北欧で実際に照明が使われている写真、照明器具内部での光の動きや器具のしくみがわかる断面模型、設計過程のドローイングなどを展示します。

━展覧会概要

• 会　期：2019年9月7日～11月4日　（休館日＝毎週火曜日（10月22日は開館）、10月23日）
• 会　場：小海町高原美術館　（長野県南佐久郡小海町大字豊里5918-2）
• 開　館：9時～17時　（最終入館は16時30分）
• 入館料：高校生以上 500円・小中学生 150円
• 詳　細：
  http://bit.ly/326CCFG

━関連プログラム

※いずれも申込み不要・入館料のみ

１）小泉隆氏　ギャラリートーク

2019年9月7日（土）14時～

２）小泉隆氏　講演会

2019年9月8日（日）13時30分～

━小泉隆氏プロフィール

九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科教授。博士（工学）。1964年神奈川県横須賀市生まれ。1987年東京理科大学工学部建築学科卒業、1989年同大学院修了。1999年九州産業大学工学部建築学科。2017年4月より現職。2006年度ヘルシンキ工科大学（現：アアルト大学）建築学科訪問研究員。主な著書に『北欧の照明　デザイン＆ライトスケープ』『アルヴァ・アールトの建築　エレメント＆ディテール』『北欧の建築　エレメント&ディテール』など。