【受付終了】加藤優一×御手洗龍×山道拓人×飯石藍「銭湯と建築がひらく、都市の公共性」 『銭湯から広げるまちづくり 小杉湯に学ぶ場と人のつなぎ方』(学芸出版社)刊行記念
主催 | 本屋B&B |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2023/08/31 (木) 19:00 – 21:00
- 会場:本屋B&B 〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36−15 BONUS TRACK 2F
- 参加費:
- 【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)
- 【配信参加】1,650円(税込)
- 【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円+書籍『銭湯から広げるまちづくり』2,200円(いずれも税込)※イベント後発送(¥3,850)
- 詳細・申込:https://bb230831a.peatix.com/
内容
『銭湯から広げるまちづくり 小杉湯に学ぶ場と人のつなぎ方』の刊行を記念して、著者の加藤優一さん、ゲストに建築家の御手洗龍さん・山道拓人さん、モデレーターに公共R不動産の飯石藍さんを迎えトークイベントを開催します。
この本は、老舗銭湯「小杉湯」の常連たちがつくったシェアスペース「小杉湯となり」の実践をまとめた一冊です。銭湯は、公共空間ではありませんが、多様な人が共存できる公共性の高い場所。著者の加藤さんは、銭湯のような場づくりを目指して「小杉湯となり」を企画・運営されています。
他方で、ゲストの山道さんが設計した下北沢の「BONUS TRUCK」も、商業施設でありながら公共空間のように使われている場所です。また、ゲストの御手洗さんが設計した「Grove」は、周辺に開かれた積層建築として話題を呼んでいます。
3人に共通するのは、民間の施設を設計・運営しながら、都市に開かれた場をつくっていること。公共R不動産のディレクターである飯石さんがモデレートを務め、「銭湯と建築がひらく、都市の公共性」について考えます。
【出演者プロフィール】
加藤優一(かとう・ゆういち)
銭湯ぐらし代表取締役、最上のくらし舎共同代表理事、東北芸術工科大学専任講師。
1987年山形県生まれ。デザインとマネジメントの両立をテーマに、建築の企画・設計・運営・研究の一連のプロセスに携わる。銭湯を起点にしたシェアスペースの経営や、地域資源を活かした空き家再生など、事業の視点からまちづくりを実践中。近作に「小杉湯となり・銭湯つきアパート」「佐賀県庁・城内エリアリノベーション」「旧富士小学校の再生」など。近著に『CREATIVE LOCAL』『テンポラリーアーキテクチャー』(学芸出版社・共著)など。
御手洗龍(みたらい・りゅう)
1978年東京生まれの建築家。東京大学在学時に辰野金吾賞及びジョサイア・コンドル賞(海外研修特別賞)を受賞し、3ヶ月で欧州11か国を巡る建築行脚の旅に出る。大学院修了と同時に建築家伊東豊雄に師事し、2013年に独立。現在は、能動性を喚起する生き生きとした建築をテーマに、住宅から店舗、オフィス、公共施設、都市空間に至るまで、手掛ける建築は多岐にわたる。ヴォールト架構が連続する松原児童青少年交流センターミラトンや、7階建ての半分が半屋外空間の集合住宅Grove等、この春話題作を立て続けに発表。SDレビュー2022鹿島賞や東京建築賞リノベーション賞、プロポーザル等でも多数受賞。法政大学や日本女子大学等で非常勤講師も務めている。
山道拓人(さんどう・たくと)
1986年東京都生まれ、2009年東京工業大学工学部建築学科卒業、2011年同大学大学院修了、2018同大学院博士課程単位取得満期退学。2012年にはELEMENTAL(南米チリ)、2011年・2013年にはTsukuruba Inc.に勤務の後、2013年にツバメアーキテクツを共同設立。2022年より江戸東京研究センタープロジェクトリーダー、2023年より法政大学 デザイン工学部建築学科 准教授を務める。
【モデレータープロフィール】
飯石藍(いいし・あい)
公共R不動産メディア事業部マネージャー/株式会社nest取締役
公共空間活用に関する実践型メディア「公共R不動産」にて、公共空間活用に関する情報発信、発注のプロセスデザイン、「公共空間逆プロポーザル」「公共不動産データベース」など、公共空間のクリエイティブな活用に向けた様々な事業を企画推進。また、2017年から東京都豊島区の南池袋公園・グリーン大通りでのプログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」を推進し、実験をハード整備や都市政策につなげ、まちなかに居場所を作り出すプログラムを地元企業と協業しながら推進中。共著書に『公共R不動産のプロジェクトスタディ 公民連携のしくみとデザイン 』(学芸出版社)