【受付終了】『ドイツのスポーツ都市』著者 高松平藏さん講演|人と人を繋ぐ芸術とスポーツの社会性 文化・コミュニティ・民主主義

主催 愛知県立大学 教育福祉学部 美術研究室
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

シンポジウム 文化実践から市民性を考える

  • 日時:2022年3月21日(月・祝) 16時~18時30分
  • 場所:オンライン(zoom)
  • 参加費:無料
  • 詳細:
    https://www.facebook.com/interlocaljournal/posts/446165943879838
  • 申し込み:
    下のメールアドレスからお名前・ご所属とあわせて参加希望のご連絡をください。後ほどZoomの情報をお伝えします。
    apu_ac.art(アット)aol.com
    *(アット)を@に変えて下さい。

2021年の東京五輪は、政治性を帯びたスポーツの祭典としてのオリンピックを日本人が強く意識するものとなりました。また2022年夏には、日本型芸術祭の中でも最も政治せいが問われることになった「あいちトリエンナーレ」後継となる芸術祭が開催される予定です。本シンポジウムはこういった状況の中で、広く芸術やスポーツを含めた文化によって、どのように市民性が育まれうるのかを、人々の生活の場であるコミュニティから考えてみるために企画いたしました。そこでは日独の比較を交えながら、人類が近代になって獲得した民主主義を機能させるために、文化に基づいた市民性がどのような役割を果たすのかを問い直す機会になることを期待しています。

藤原智也さん(愛知県立大学 准教授)によるシンポジウムについての紹介

特別講演として高松平藏さん(在独ジャーナリスト)をお招きします。
ドイツ・エアランゲン市での生活を通して、まちづくり、エコライフ、社会スポーツ、日本の部活動について情報発信されています。実は、それらに横断するかたちで教育についても語っておられ、さらに写真家というアーティストとしての一面もお持ちです。
学校教育では、関連する美術・音楽・体育科、地域連携による総合学習や学校運営のマネジメント、そして部活動問題などに関心をお持ちの方には、とても刺激の多い催しになると思います。
また、芸術やスポーツを通したまちづくり、現代アートによる芸術祭、コミュニティ・デザイン、オリンピックといったスポーツの祭典について興味をお持ちの方にも、有意義な企画になるかと思います。
私の研究関心では、「芸術やスポーツといった社会的営みが、包摂や政治参加を含めた市民性につながるのか?」というテーマがあります。このあたりについて、日本の現状をドイツと比較しながらその違いを理解して、これからの私たちに何が必要なのかを整理するきっかけになればと考えています。特に「表面的な真似っこ」に終始するのではなく、「前提を遡ることで得られる共通理解」と、「日本のリソースで何が具体化できるのか」を、対談では踏み込んでお話してみたいなと思っています。
それでは、ご参加をお待ちしております。

記事をシェアする

学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ