コロナ禍でハリケーンシーズンにどう備えるか 災害対応準備を進めるためのガイドラインを合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)が公表

  • 大規模な災害対応を担うアメリカ合衆国の政府機関「アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁」(FEMA)が、新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策と並行して来るべきハリケーンシーズンに向けた備えを進めるためのガイドライン資料を公表した。
  • FEMAの発表によれば、この資料は、緊急時の責任者や公衆衛生当局が、COVID-19への対応や復旧を進めつつ災害への備えを進められるよう作成されたもの。また、民間企業や非政府組織が政府の方針や計画について理解する上でも活用できるとしている。
  • 資料(COVID-19 Pandemic Operational Guidance for the 2020 Hurricane Season)はPDFで配布されており、付録資料等も含め全59ページで構成。COVID-19の影響下での災害対応において予想される様々な課題について記されているほか、施設整備や指示・連携系統、避難計画など様々な観点から示された詳細な行動目標やチェックリストなどが豊富に掲載されている。

詳細

FEMA Announces Operational Guidance for the 2020 Hurricane Season

https://www.fema.gov/news-release/2020/05/20/fema-announces-operational-guidance-2020-hurricane-season

2020/5/20/FEMA

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[全文掲載]提言論考「新型感染症蔓延期における災害時避難対策と復旧・復興の基本体系」(中林一樹/東京都立大学名誉教授)

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公開日:2020/05/25/最終更新日:2020/05/24
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