一般社団法人不動産協会が「第11回不動産協会賞」受賞著作を発表 『社会的処方』(西智弘 編著)など3作

  • 不動産事業者ら157の会員企業が参画する一般社団法人不動産協会は12日、第11回不動産協会賞の受賞著作を発表した。
  • 受賞作は、薬ではなく地域での人のつながりを処方する「社会的処方」の取組を紹介した『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』(西智弘 編著/学芸出版社)、日本企業の産業競争力の低下などの問題分析から社会的投資国家のビジョンを示した『資本主義の新しい形』(諸富徹 著/岩波書店)、ペンキ塗りボランティア活動をまちづくりに繋げた研究と運動について記録した『色を使って街をとりもどす コミュニティから生まれる町並み色彩計画』(柳田良造・森下満 著/学芸出版社)の3作品。
  • 不動産協会賞は、「不動産協会の社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物の中から、世の中の多くの方々に読んでいただくことにより、当協会が直面する幅広い課題についてご理解をいただくのに資する著作物を表彰する」もの。
    第11回となる今回は、「「国際競争力を高める都市再生」「良好な住宅ストックの形成」「防災・減災」「環境問題」「持続可能なまちづくり」「コンプライアンス」「法制度」「エネルギー問題」など、幅広い分野の著作物を対象」とし、2020年に刊行された著作から候補作が選ばれ、明治大学名誉教授の青山佾氏を座長とする委員会により選考が行われた。

詳細

一般社団法人不動産協会によるリリース

http://fdk.or.jp/f_etc/pdf/newsrelease_2021.pdf