【受付終了】アジア大都市の高密集住地のまちづくり最前線
主催 | Kampung Akuariumほか |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
日時
9月21日(月・祝)12:00~19:30(日本時間)
プログラム
①12:00~14:00
JakartaのKampung Hilmar Farid先生(インドネシア文化遺産局長)&Dian Tri Irawaty先生(Candidate for Doctor, TA, UCLA)
②15:00~17:00
Ami-dong(釜山市)Woo Shin-Koo先生(Pusan National University)
③17:30~19:30
渓洲コミュニティ(台北大都市圏新北市)Wu JinYung先生(National Taiwan University)
主・共催
Kampung Akuarium, Rujak Center for Urban Studies, JRMK, 京都大学神吉研究室, トヨタ財団 他
概要紹介
①ジャカルタ全州のコミュニティの16%を占めるともいわれる都市カンポンは、スラムとみられることも多かったが、オランダ時代に既に広く形成が始まっていた歴史的な存在。インドネシアのカンポン居住環境整備はKIPでよく知られますがジャカルタのカンポンのこの50年は紆余曲折の道でした。現知事の施策でコミュニティの自己組織化力はジャカルタ・スマート・シティの一角に位置づけられるに至っていますが、論争や苦労あれこれも続いてもいます。
詳細
https://escholarship.org/uc/item/55w9b9gg
②釜山のまちの斜面にあるAmi-dongのまちは、色とりどりにペイントされ迷路のような漁村のような魅力的な空間。かつて墓地だったひな壇状の土地も壊さず抱き込んでつくられた集住地の歴史を、Culture Villageとしてまちづくりに取り組んでおられます。
詳細
https://www.visitbusan.net/index.do?menuCd=DOM_000000301001001000&uc_seq=288&lang_cd=en
③花蓮県から来住した台北大都市化の時代に川沿いにエコロジカルな集住地を築いた人々が、河川工事に伴う立ち退きの危機にあって、その優れた住文化の評価から隣地へのミニ移動となった取り組み。コーポラティブ方式で住環境を継承デザインされてきた、故・延藤安弘先生と縁側のみなさんの共同の10年余。コーポラティブ方式移転集住地がほぼ出来上がる現在までを伺います。
詳細
https://www.toyotafound.or.jp/joint/katsudochi/no20.html
申込先
kanki@archi.kyoto-u.ac.jp までご連絡ください。直前にZOOMのURLをお知らせします。
関連情報
実は9月20~26日の1週間International Field Schoolの一部です
9月20~26日に、ジャカルタ・Kampung Akuariumにて3年目のフィールドスクール-記憶の層:わたしたちの共通の歴史-を開催します。2016年に居住権なしのスラムと扱われて強制撤去された当地は、実は違法の証拠はなく、むしろオランダ時代の遺産をも抱えこんで破壊しなかった、漁村発祥の包容なコミュニティでした。撤去は大きな問題となり現知事の就任とともに現地復帰が決定しました。ジャカルタ全域のカンポンがネットワークを立ち上げ都市史の担い手としてのカンポン・コミュニティの実績と将来性をさらに育てる活動もスタートされました。2018年からの毎年9月ののフィールドスクールは、再建するコミュニティの様々な有形無形のデザイン案を現地で検討し提案してきています。今年はWEBで開催することになりつまり今回は世界から直接参加可能です。1週間スクールは主に学生さんが参加されますが、9月21日の国際セミナーはオープン開催。日本のまちづくり人の深い縁をもつ地域が登場しますのでご案内します。
英語開催ですがZOOMなのでチャット和訳がんばってみようと思っていますので、ぜひどうぞ。
1週間Field Schoolについてはこちらをご参照ください。