【受付終了】【開催延期】鳥取・汽水空港|『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』出版記念イベント

主催 汽水空港
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

※本イベントは延期となっています(2020年11月29日)

都市は「プロ」が一方的につくるものじゃない。
カネもコネもノウハウも乏しい「素人」であっても、 不動産価値や歴史価値が中途半端な空間=「都市の〈隙間〉」から「まちをつくる」ことができる。
ドイツ・ライプツィヒのコミュニティスペース「日本の家」の共同創設者である大谷悠さんが、著書『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』を出版しました。
鳥取には現在たくさんの空き家や空き地があり、今後、どんどん増えていくことが見込まれます。
これらの空間を未来にむけてポジティブに使っていくには、どんな工夫や思想が重要なのか。
そしてコロナ禍で、私たちがまちをつくるということはどのような意味をもつのか。
ライプツィヒを事例としつつ、鳥取にひきつけて語っていただきます。
本書は、90年代の衰退から突如ブームタウンとなった旧東独の都市ライプツィヒのダイナミックな変化を振り返る1章、
空き家・空き地で起こった住民活動の現場をたくさんの図版とともに紹介する2章、
大谷さんたちの活動である「日本の家」のアクターひとりひとりのネットワークに迫る3章、
そして都市計画だけでなく社会学、哲学を参照しながら、都市の〈隙間〉から見えてくる都市の未来を論じた終章と、
ライプツィヒの空き家・空き地で生き生きとパワフルに活動する人びとの視点から、これからの都市を論じたものとなっています。
汽水空港の森さんをお相手に、まちづくりや都市計画、建築だけでなく、社会、経済、文化芸術、民俗学などを横断した、ノンジャンル異種格闘戦トークが繰り広げられる予定。
コロナ禍ではありますが、ご興味ある方のご参加をお待ちしております!

概要

  • 日時:2020年12月5日(土) OPEN18:00 START18:30
  • 入場料:1000円(学生半額)
  • 定員20名(要予約)

ゲスト

大谷 悠(おおたに・ゆう)

まちづくり活動家・研究者。1984年東京生まれ。2010年単身渡独、2011年ライプツィヒの空き家にて仲間とともにNPO「日本の家」を立ち上げ、以来日独で数々のまちづくり・アートプロジェクトに携わる。2019年東京大学新領域創成科学研究科博士後期課程修了、博士(環境学)。同年秋から尾道に在住、「迷宮堂」共同代表として空き家に住みながら改修し、国籍も文化も世代も超えた人々の関わり合いの場にしようと活動中。2020 年4 月より尾道市立大学非常勤講師。ポスト高度成長とグローバリゼーションの時代に、人々が都市で楽しく豊かに暮らす方法を、欧州と日本で研究・実践している。 主な著書・論文・作品: 『CREATIVE LOCAL-エリアリノベーション海外編』(共著、学芸出版社、2017)「都市の〈間〉論-1990年以降のライプツィヒ東西インナーシティを事例に」(博士論文、東京大学、2019)、映像作品『40㎡のフリースペース-ライプツィヒ「日本の家」2015-2017』(2018)

詳細・申し込みはこちら

https://bit.ly/38UWv9a

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