【受付終了】笹尾和宏ほかトークセッション「自由と教育」|『PUBLIC HACK』出版イベント(2019/12/14|大阪)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
---|
2019年10月に出版された『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』。
この本で書かれた「自由」という概念への問題提起について、著者でもあり、「建築」や「まちづくり」を専門にする笹尾和宏さん、「学校教育」を専門とし、とりわけ「民主的な学び・教育」「人権教育」に力を入れている武田緑さん、そして「社会教育」を専門とし、就職&キャリアアップのための講座の企画などに取り組むコワーキングスペース往来の梅山晃佑、異なる立ち位置の3名がしゃべりつくします。
この本では、「パブリック(公共)スペースをもっと自由に使う」ことの事例がたくさん書かれています。
路上で飲み会をしたり、公園で映画を見たり、「なにそれ(笑)」と思わずくすっとなるような、ポップな切り口の事例が並びます。
この本を読んでいると「これってアリなんや」と、「いつの間にか無理だろう」と思っていたことがこんなにも多かったのか、と気づかされます。
これは決して公共空間の使い方だけの話だけでなく、教育、生活、家族など、様々な場面でこうして思い込みに自由を制限をされているのではないでしょうか。
この本の根底にあるのは、制限や制約、ルールなどが多い社会の中、「自分たちがいかに自由にいれるかどうか」という問題提起です。
「自由でいる」というテーマに関心のある方、是非ご参加いただく一緒に語り合いましょう。
概要
- 日時:2019年12月14日(土)19:00~21:00
- 会場:コワーキングスペース往来(大阪市中央区谷町6-5-26 萌2階)
- スピーカー:笹尾和宏/水辺のまち再生プロジェクト事務局
武田緑/Demo代表、教育コーディネーター
梅山晃佑/コワーキングスペース往来 店主 - 参加費:1000円
登壇者
笹尾和宏
水辺のまち再生プロジェクト事務局。1981年大阪生まれ。大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻、経済学研究科経営学専攻修了。ともに修士。2005年から水辺のまち再生プロジェクトに参画し、大阪市内の河岸空間や橋の上、河川水域を活用したイベントを数多く実施。近年は、水辺をはじめ路上や公園、公開空地などの公共空間に視野を広げ、「自由使用」の視点にたった生活目線の実践・提案を行う。2007年株式会社大林組に入社、不動産開発・コンサルティングに従事。2015~2018年に出向、エリアマネジメントに従事。現在は育児のため休職中(2019年時点)。2017年よりNPO法人とんがるちから研究所研究員。地域の担い手育成のための調査・研究、演習を行う。
著書に『PUBLIC HACK: 私的に自由にまちを使う』など。