【受付終了】「乱世備忘 ― 僕らの雨傘運動」上映会|サロン文化大学の映画まつり

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

2020年4月5日(日)サロン文化大学は、大阪・枚方ビィーゴのイベントルームにて香港のドキュメンタリー映画「乱世備忘 ― 僕らの雨傘運動」の上映会を開催します。
乱世備忘 ― 僕らの雨傘運動/原題:亂世備忘(Yellowing)
この作品は2014年9月27日、当時27歳だった陳梓桓(チャン・ジーウン)監督が、デモの前線に立って仲間たちと過ごしながら撮影した未来のための備忘録です。

STORY

僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した、雨傘運動。同じ「香港人」であるはずの警官たちからの浴びせられる催涙弾に皆が雨傘を手に抵抗し、僕はカメラを手にデモに向かった。そこで映画の主人公となる仲間たち、大学生のレイチェル、ラッキー、仕事が終わってからデモに駆けつけてくる建築業のユウ、授業のあと1人でデモに来た中学生のレイチェルたちに出会った。香港の街が占拠され、路上にはテント村ができ、自習室ではラッキーの英語無料教室が開かれた。テントをたて、水を運び、そして夜は一緒にマットを敷いて路上に寝る日々。討議がまとまらず言い争いになると「これが民主主義」だと、皆で笑いあう。こんな香港を見るのははじめてだった。香港に暮らす「普通」の僕たちが、「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録――。
当時27歳だった陳梓桓(チャン・ジーウン)監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。
(C)2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

上映会の流れ

上映前にフリーランスの編集者・ライターの狩野哲也が、映画の背景のカンタンな解説をします。
上映後に入江陽子さんによる香港映画プチ紹介のコーナーもご用意しております。
・『「乱世備忘」、前から気になっていた!』という方
・香港で今起きていることに関心のある方
・若者の社会運動に関心のある方
・なんとなく気になる、という方
にオススメです。

日程

2020年4月5日(日)
午前の部 10:00開場/10:30開演〜13:00終了
午後の部 14:30開場/15:00開演〜17:30終了

参加費

1000円

定員

39名(先着順/定員になり次第、締め切り)

詳細・申込みはこちら

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