菅正史×饗庭伸「国土の計画――日本のかたちを読む」|『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』レクチャーシリーズ Vol.10

主催 株式会社学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

都市について学ぶなら押さえたい話題について、気鋭の実務者・研究者が24のテーマ・約230のキーワードでまとめたハンドブック『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』。
このレクチャーシリーズでは、本書の編著者・執筆者をゲストに迎え、テーマについて参加者とともにディスカッションするトークライブを開催します。

第10回目のテーマは、「国土の計画」です。

国土の計画は、製造業を中心とした戦後の急速な経済成長の中で、産業と暮らしの関係、大都市と地方の関係、地方と地方の関係を調整する計画として発達してきました。現在も計画はつくられています。

私たちは、自分の住まいを自分のために使います。自分たちの都市を自分たちのために使うこともあります。私たちの国土を私たちのために使うとはどういうことでしょうか。そして、国土を使うことでどういう規模の課題を解決できるようになるでしょうか。

この分野について、どういったキーワードや事例を押さえ、また何を手引きに学びを深めていけばよいのか、ゲストとともに考えます。

ぜひご参加ください。

出演

菅正史(すが まさし)

下関市立大学経済学部教授。1977年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。博士(工学)。東京大学先端科学技術研究センター助手、土地総合研究所研究員、国際東アジア研究センター(現、アジア成長研究所)上級研究員、下関市立大学経済学部准教授を経て、2020年から現職。

饗庭 伸(あいば しん)

東京都立大学都市環境学部教授。1971 年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院工学系研究科建設工学専攻博士課程退学。博士(工学)。東京都立大学助手、准教授を経て、2017年より現職。主な単著に『都市をたたむ』『平成都市計画史』(花伝社)、『都市の問診』(鹿島出版会)、共編著に『まちづくりの仕事ガイドブック』『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』『コミュニティデザインの現代史』(学芸出版社)、『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会)、『シティ・カスタマイズ』(晶文社)など。

プログラム

  • [話題提供]「国土の計画」について学ぶための事例とキーワード
    /菅正史

    • 書籍で紹介しているキーワードについてのアウトラインや参照したい事例について解説します。
  • [クロストーク&ブックレビュー]国土の計画――日本のかたちを読む
    /菅正史×饗庭伸

    • 国土の計画をテーマにした都市系の書籍をピックアップし、レビューしながらご紹介します。
  • [質疑応答]
    /菅正史×饗庭伸×参加者の皆さま

    • 学習・研究・実務にかかわる方々からの質問にお答えしながらディスカッションします。

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公開日:2024/08/19