稲垣具志×饗庭伸「交通まちづくり――地域と移動の変化を読む」|『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』レクチャーシリーズ Vol.3

主催 学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

都市について学ぶなら押さえたい話題について、気鋭の実務者・研究者が24のテーマ・約230のキーワードでまとめたハンドブック『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』。
このレクチャーシリーズでは、本書の編著者・執筆者をゲストに迎え、テーマについて参加者とともにディスカッションするトークライブを開催します。

第3回目のテーマは、「交通まちづくり」です。

私たちが必要なものを必要なときに調達できることが、都市の持つ大きな価値の1つです。そのために必要なものを運ぶ、あるいは私たち自身を運ぶために交通が発達してきました。都市に鉄道、バス、タクシー、自家用車、自転車……などが導入され、それらをさばく交通の仕組みが日々進化しています。

交通の技術の進化は、将来の都市のあり方を決定していきます。どういったキーワードや事例を押さえ、また何を手引きに学びを深めていけばよいのか、ゲストとともに考えます。

ぜひご参加ください。

出演

稲垣具志(いながき ともゆき)

東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科准教授。1977年生まれ。大阪府立大学工学部電子物理工学科卒業。大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻後期博士課程修了。博士(工学)。財団法人豊田都市交通研究所研究員、成蹊大学助教、日本大学助教、中央大学研究開発機構准教授を経て、2021年から現職。主な著書(共著)に『ユニバーサルデザインの基礎と実践 ひとの感覚から空間デザインを考える』(鹿島出版会)、『日本インフラの「技」−原点と未来−』(土木学会)、『平面交差の計画と設計 自転車通行を考慮した交差点設計の手引』(交通工学研究会)など。

饗庭伸

饗庭 伸(あいば しん)

東京都立大学都市環境学部教授。1971 年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院工学系研究科建設工学専攻博士課程退学。博士(工学)。東京都立大学助手、准教授を経て、2017年より現職。主な単著に『都市をたたむ』『平成都市計画史』(花伝社)、『都市の問診』(鹿島出版会)、共編著に『まちづくりの仕事ガイドブック』(学芸出版社)、『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会)、『シティ・カスタマイズ』(晶文社)など。

プログラム

  • [話題提供]「交通まちづくり」について学ぶための事例とキーワード
    /稲垣具志

    • 書籍で紹介しているキーワードについてのアウトラインや参照したい事例について解説します。
  • [クロストーク&ブックレビュー]交通まちづくり――地域と移動の変化を読む
    /稲垣具志×饗庭伸

    • 交通まちづくりをテーマにした都市系の書籍をピックアップし、レビューしながらご紹介します。
  • [質疑応答]
    /稲垣具志×饗庭伸×参加者の皆さま

    • 学習・研究・実務にかかわる方々からの質問にお答えしながらディスカッションします。

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公開日:2024/04/04/最終更新日:2024/04/11
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