【受付終了】第30回UIIまちづくりフォーラム 「ICTによる新社会システム創成と生産性 ~究極の未来考へ」

主催 公益財団法人都市活力研究所
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

1995年のネット・インパクト、2010年のスマホ・クラウド・インパクトが、従来では決して実現し得なかった新社会システムを生んできました。これに近年のAIの爆発的な進化も加わり、それらは各段階において新社会システムを産み、生産性の決定的な向上を人間社会の中で実現してきました。また、ICTを前提とした新しい組織や新しい働き方も広がってきました。このような状況下、ICTによる新社会システム創成と生産性を、システム創成論の観点から論じ、最後に人間社会の究極の未来考まで一貫した議論を試みます。
皆様のご参加をお待ちしております。

講演「ICTによる新社会システム創成と生産性 ~究極の未来考へ」
埼玉大学名誉教授 長谷川孝明 氏

1.はじめに
  • 生成AIの例から ~MayとChatGPTと高齢者応用
  • シェアリング・エコノミーの本質とライドシェア など
2.システム創成論
  • 社会に定着するシステム創成の三要素
  • システム創成の方法論 など
3.ICTの意味と新社会システム/新社会インフラ
  • IoT / Digital Twin(デジタルツイン)  / メタバース ~ICTの本質
  • コンペティタは異業種の時代 など

意見交換 コーディネーター
大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 交通・地域計画学
教授 土井健司 氏

講師

長谷川孝明(はせがわたかあき)

1981年慶應義塾大学工学部電気工学科卒業、1986年慶應義塾大学大学院博士課程修了、工学博士。同年、埼玉大学工学部電気工学科助手、1991年助教授、2006年埼玉大学大学院理工学研究科教授、2023年定年退職。現在、埼玉大学名誉教授として、フリーランスで研究/教育/学会/財団/講演などの活動。1995年~1996年カナダ・ビクトリア大学客員研究員。

研究は、1980年に情報通信技術(ICT)分野から始め、1996年からICTによるモビリティの高度化(ITS)分野に移り、2000年頃から社会に定着しやすいシステムの創成(プラットフォーム論を含むシステム創成論)の視点からモビリティ分野のシステムと新社会システム創成を追求し、現在の専門はシステム創成情報学。

電子情報通信学会フェロー(「情報技術に基づくITSの基盤技術研究」により授与)、IEEE(米電気電子学会) Life Member、国際交通安全学会顧問、また、情報処理学会、自動車技術会、応用科学学会各会員。