未来をつくる「建築教育」-DOCOMOMO教育憲章と実践から考える建築文化の継承|DOCOMOMO Talk #2

主催 DOCOMOMO Japan
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2025年8月25日(土)16:00〜
  • 会場:日比谷OKUROJI 2階 イベントスペース(東京都千代田区内幸町1丁目7−1)
  • 参加費:
    ・DOCOMOMO Japan会員 1,500円
    ・学生 1,000円
    ・一般 2,500円
    ・一般で新規会員申込される方(年会費6,000円込) 7,500円
    ※会場で会員申込される場合、会員枠で参加可能申込の際、ご記載ください。
  • 詳細・申込:https://docomomojapan0726.peatix.com/view

内容

建築は、プロだけのものじゃない。

近年、建築や都市、暮らしの空間をめぐる「文化」に関心が集まりつつあります。メディアでの特集、子ども向けの建築ワークショップ、地域のまちづくりの現場、さらには国際交流の場でも、「建築を伝える」「建築を学ぶ」動きが広がっています。いま、「建築教育」があらためて注目されています。
本イベントでは、近代建築の保存継承を行ってきた国際組織DOCOMOMOが策定したモダン・ムーブメントの建築に関する「DOCOMOMO教育憲章」を日本で初めて本格的に紹介。加えて、学校・地域・国際・研究といった多様なフィールドで実践されている建築教育の最前線を、4人の登壇者が語り合います。
建築やまちづくりに関心のある方はもちろん、教育・文化・地域づくり・国際交流に関わるすべての方にお届けしたいトークイベントです。ぜひお気軽にご参加ください。

🏠こんな方におすすめのプログラムです🏠
・学校・地域・国際交流などに建築教育を取り入れたい方
・関係する建築の利活用を考えたい方
・建築やまちづくりに関心のある方・学生

《プログラム》
16:00- 開会・趣旨説明:玄田悠大(DOCOMOMOJapan/東京大学)
16:05- スペシャルトーク「DOCOMOMO教育憲章とは」
林憲吾(東京大学)、田口純子(名城大学)
16:25- 各パネリストによる実践事例紹介
「建築教育x学校」岩井祐介(慶應義塾幼稚舎)
「建築教育x地域」玄田悠大(DOCOMOMOJapan/東京大学)
「建築教育x国際」林憲吾(東京大学)
「建築教育x研究」田口純子(名城大学)
17:25- パネリストによるクロストーク、質疑応答
18:00- 会場で交流会(簡単な飲食物を提供)

《登壇者》
岩井祐介 氏
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。慶應義塾幼稚舎教諭。

玄田悠大 氏
東京大学大学院都市デザイン研究室学術専門職員。博士(工学)。近代都市史・近代建築史研究者。魅力的なまち、建築やコミュニティとのつながりを未来へ継承したいという思いから、田園都市や新教育などグローバルな視点を切り口に、地域研究やまちづくりに取り組む。DOCOMOMO Japan事務局長、青山学院大学非常勤講師、独立行政法人職員ほか。

林憲吾 氏
東京大学生産技術研究所准教授。博士(工学)。1980年生まれ。専門は、インドネシアを中心にしたアジアの近現代建築史・都市史。総合地球環境学研究所(地球研)プロジェクト研究員等を経て、2017年より現職。他方、自身で近現代建築の保存活用を実践し、1955年に建てられた旧神谷歯科を自邸へと改修中。著書に『スプロール化するメガシティ』(共編著、東京大学出版会、2017)、『ジャカルタ・アトラス-地図でみる都市の成熟』(共著、北斗書房、2024)ほか。

田口純子 氏
東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程修了 名城大学都市情報学部准教授 イリノイ工科大学建築学部客員研究員(2025年7月まで)

《その他》
主催:(一社)DOCOMOMO Japan
協力:ジェイアール東日本都市開発、日比谷OKUROJI