【受付終了】アメリカ都市 ジェントリフィケーションの今——分断・格差の実態と再生への試みから何を学ぶか

主催 学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

大統領選挙でも顕わになったアメリカ社会の分断と格差は、とくに都市に強く表れています。

GAFAなどIT企業が集まり極端なジェントリフィケーションが進むホットスポットとスーパースター都市、凋落するラストベルトという対極に加え、再生の手がかりを掴んだ中小都市も出てきています。しかし、そこでも元気な都市の一部とその他の地区の「二都物語」化が進んでいるそうです。

一方、コロナ禍で、富裕層・エリート層が郊外や地方に逃げ出していると聞きますが、それが一時的なのか、恒久的なのか、あまりに動きが速く、移ろいやすく、その全体像は捉えられません。

そこで少しでも実像に近づくために、『都市危機のアメリカ』(岩波書店)の著者である矢作弘氏を迎え、『分断された都市』(学芸出版社)の訳者である山納洋さんと対談いただくことにいたしました。

山納さんが見聞きしたアメリカの現状を紹介しつつ、永年アメリカを研究してこられた矢作さんと議論いただきます。

またこうしたアメリカ都市のありようから日本の都市・まちづくりは何を学べるのかを探りたいと思います。

遠隔になりますがゲストコメンテーターに山崎亮氏、内田奈芳美氏もお迎えします。

奮ってご参加ください。

登壇者

矢作 弘

龍谷大学研究フェロー。
著書に『都市危機のアメリカ』(岩波書店)『コロナで都市は変わるか』((共著)学芸出版社)など

山納 洋

大阪ガス近畿圏部都市魅力研究室室長。
著書に『分断された都市』(訳)『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』(以上、学芸出版社)など

山崎亮
ゲストコメンテーター、ZOOM

コミュニティデザイナー。studio-L代表。
著書に『コミュニティデザイン』(2011年、学芸出版社)『縮充する日本』(2016年、PHP研究所)『ケアするまちのデザイン』(2019年、医学書院)

内田奈芳美

ゲストコメンテーター、ZOOM

埼玉大学人文社会科学研究科教授。
著書に『金沢らしさとは何か』(2015年、北國新聞社、共著)『都市はなぜ魂を失ったか』(2013年、講談社、翻訳)など。

日時

2021/01/29 (金)18:30 – 20:30

会場

タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)

http://www.gakugei-pub.jp/kaisya/access.htm
※会場参加でお申し込みの場合も体調不良や情勢悪化の場合、zoom参加に切り替えていただけます。
ご希望の場合はPeatixのメッセージか、学芸出版社営業部にお問い合わせください。

配信方法

Zoomミーティング

  • 参加を申し込まれた方には当日までに配信URLをお知らせします。
  • チャットでのご質問が可能です。

参加費

  • 会場参加費1000円
  • ZOOM参加費1200円

※『分断された都市』または『コロナで都市は変わるか』を会場へご持参、またはpeatixでご購入の方は無料。
※詳しくは下記peatixページでお確かめください。

申込

https://event-america-20210129.peatix.com/

書籍情報

「分断された都市 再生するアメリカ都市の光と影」(学芸出版社)

アラン・マラック 著 山納洋 訳
A5判・288頁・本体3500円+税(定価3850円)

『分断された都市 再生するアメリカ都市の光と影』アラン・マラック 著 山納洋 訳

「都市危機のアメリカ ー凋落と再生の現場を歩く」(岩波書店)

矢作 弘 著
四六判・318頁・本体3,200円+税(定価3520円)
https://www.iwanami.co.jp/book/b530032.html

「コロナで都市は変わるか」(学芸出版社)

矢作 弘・阿部 大輔・服部 圭郎 他著
四六判・272頁・本体2200円+税(定価2420円)

『コロナで都市は変わるか 欧米からの報告』矢作 弘・阿部 大輔・服部 圭郎 他著