【受付終了】クラフトツーリズムが拓く新しい産地コミュニティ|新山直広|ネイバーフッドアリマツ

主催 有松日本遺産推進協議会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

イラスト|大河紀

ネイバーフッドアリマツとは

多様な価値観や複雑な課題を抱える現代において、領域を超えたコラボレーションを前提とした持続的なまちづくりの可能性をさぐる連続セミナーです。

従来のまちづくりでは、エリアの再開発や商店街などの地域振興、あるいは文化・教育的な側面が重要視されてきました。しかし、高度に情報技術が発達した今日では、生活者や来訪者の多様な価値観を地域に反映させるにおいてその領域は限定的です。

そこで、持続可能なまちづくりの仕組みやサービスはどのように変化するか、先進的な事例をおこなう事業者や研究者を交えた連続まちづくりセミナー(ネイバーフッドアリマツ)を全3回オンラインでおこないます。

クラフトツーリズムが拓く新しい産地コミュニティ

今回の『ネイバーフッドアリマツ』のゲストにお招きするのは、福井県鯖江市を拠点に活動する地域特化型デザインスタジオ「TSUGI」の代表・新山直広さんです。新山さんは、福井県鯖江市・越前市・越前町全域を会場におこなわれる、“見て・知って・体験する” 作り手たちとつながる体感型マーケット「RENEW」の発起人のひとりであり、現在もディレクターを務められています。

越前漆器・越前和紙・越前打刃物・越前箪笥・越前焼・眼鏡・繊維の7産地の工房を開放した見学やワークショップから、作り手と使い手、あるいは伝え手にどのような関係性を育もうと考えられていたのでしょうか。「くたばってたまるか」とう挑発的なコピーに込められた思いを伺っていきます。

さらにTSUGIでは、年間を通じた産業観光窓口となる「ツーリストストア」や、産地で働く人を増やす「産地の合同説明会」なども手がけられています。クラフトツーリズムをきかっけに、これからの産地に必要な関係性を議論いたします。

概要

  • 日時:2020年11月27日[金] 18:00-19:30
  • 場所:オンライン
  • 企画:ありまつ中心家守会社

ゲスト

新山直広[TSUGI代表/デザインディレクター]

1985年大阪生まれ。大学で建築を学び、2009年福井県鯖江市に移住。鯖江市役所を経て2015年TSUGI llc.を設立。地域特化型デザイン事務所として地域産業のブランディングを行い、産業観光イベント「RENEW」の運営など、領域を横断しながら創造的な産地づくりを実践している。2019年には福井の産業観光拠点「TOURISTORE」をオープン。京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員。

タイムテーブル

17:45 配信開始
18:00-18:10 ネイバーフッドアリマツ、新山さんのご紹介
18:20-19:10 新山さんの講演(新山+TSUGIの紹介、RENEWの活動、RENEWと産地コミュニティ、TSUGIが見据える年間のクラフトツーリズムとその先)
19:10-19:25 ディスカッション、Q&A
19:30 閉会(盛り上がりで延長の可能性あり)

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