【受付終了】Meeting アラスミ!連続講座「新しい文化政策」を考える|アラスミ・アーツカウンシルの構築に向けて
主催 | 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
本連続講座では、アーツカウンシルの歴史と実際、広域連携による文化事業の実践事例、大学が地域アーツ カウンシルとして機能する事例からそれぞれ学び、「広域連携による新しい文化政策」への解像度を上げ ます。最終回のシンポジウムでは、事例からの学びと学生によるグループワークでの構想を発表し、識者 からのフィードバックを得ます。また、ディスカッションで広域連携+アーツカウンシル+大学がもたらす効果について考え、構想の理論を強固にしていきます。
Meeting アラスミ!とは
すみだ川界隈の地域(=アラウンドすみだ川 通称アラスミ)において、「地域の文化芸術を推進するプラットフォーム」、「地域の連携・協働を推進するプラットフォームの形成」に着目し、先進的な事例に取り組む自治体と協力して学びと実践の場を提供する人材育成プロジェクトです。
受講対象者
地域に根差した文化芸術事業やそれを支える文化政策に関心のある行政職員、外郭団体・NPO職員、アートマネージャー、アーティスト、研究者、大学生、市民
会場
オンライン開催(Zoomウェビナーを予定)
第1回 2021年10月12日(火) 15:00-16:30
日本におけるアーツカウンシルの現状
「多様なステークホルダー」のプラットフォームとなり得る「アーツカウンシル」についてびます。英国をはじめとする海外事例だけでなく、東京、大阪、新潟、沖縄、静岡などの国内のアーツカウンシルにも着目し、それぞれの特徴について考察する場を設けます。
講師
太下義之(文化政策研究者、同志社大学経済学部教授、国際日本文化研究センター客員教授)
博士(芸術学)。文化経済学会<日本>理事、文化政策学会理事、デジタルアーカイブ学会評議員。文化庁文化審議会(博物館部会)委員、日本芸術文化振興会「日本博」アドバイザー、2025年大阪万博アカデミック・アンバサダー、オリンピック・パラリンピック文化プログラム静岡県推進委員会副委員長、公益財団法人静岡県舞台芸術センター評議員、鶴岡市食文化創造都市アドバイザー。単著『アーツカウンシル』(水曜社)。
第2回 2021年11月13日(土) 15:00-16:30
基礎自治体の広域連携による文化政策の可能性
宮城県白石市・角田市・蔵王町・七ヶ宿町・大河原町・村田町・柴田町・川崎町・丸森町の2市7町で構成される仙南地域広域行政事務組合が設置、管理、運営する文化施設「えずこホール(仙南芸術文化センター)」を事例に、広域連携によってひとつの文化施設を管理運営することで、各地域にもたらされる可能性について学びます。
講師
水戸雅彦(えずこホール[仙南芸術文化センター]前館長)
1996‐2020年宮城県仙南芸術文化センター(えずこホール)勤務、2016‐19年館長。住民参加、アウトリーチ、社会包摂型事業に取り組む。20年間に、ホールほか学校、福祉施設等250か所以上で1,000回のアウトリーチと700回のワークショップを開催、約8万人が参加。2020年~まつもと市民芸術館芸術監督補佐。全国公立文化施設協会コーディネーター。2007年一財)地域創造JAFRAアワード(総務大臣賞)受賞。宮城県文化芸術振興審議会委員(2005年‐20年)。
第3回 2021年12月21日(火) 15:00-16:30
官・民・学の協働による文化政策の可能性
愛媛大学社会共創学部/松山アートまちづくり寄附講座のアクションプランとして開設され、松山市文化創造支援協議会(愛媛大学、NPO法人シアターネットワークえひめ、NPO法人クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ、松山市文化協会、松山市)から構成される「松山ブンカ・ラボ」を事例としてとりあげ、官・民・学の協働による文化政策の可能性について学びます。
講師
戸舘正史(松山ブンカ・ラボ ディレクター、愛媛大学社会共創学部地域資源マネジメント学科寄附講座助教)
静岡県袋井市月見の里学遊館・企画スタッフ(2007‐2012)、アーツカウンシル東京・調査員(2012‐2014)、群馬県前橋市アーツ前橋・教育普及担当学芸員(2014-2015)、一般財団法人地域創造・芸術環境部専門職(2015‐2018)、2018年6月より現職。都民芸術フェスティバル(音楽部門)外部評価員、東京都港区文化芸術活動サポート事業調査員、港区文化芸術ホール参与等を務める。日本文化政策学会会員。共著に『芸術と環境』(論創社、2012)等。専門は文化政策、アートマネジメント、教育普及(芸術)、公立文化施設運営、労音研究など。
第4回 2022年2月19(土) 15:00-18:00
公開シンポジウム「新しい文化政策」を考える -アラスミ・アーツカウンシルの構築に向けて -
3回の連続講座だけでなく、足立区、墨田区、台東区の行政職員とともに広域連携をおこなってきた2つの実践の活動報告をふまえつつ、行政、 NPO、財団、大学そして市民と、多様な組織と人々が出会い、交流し、意見を交わしながら創造する「新しい文化政策」の可能性を「アラスミ・アーツカウンシル」として提示します。それにより、社会に創出され、形成される新たなプラットフォームの姿を描きだします。
講師
吉本光宏(ニッセイ基礎研究所 研究理事・芸術文化プロジェクト室長)
1958年徳島県生まれ。早稲田大学大学院修了後、社会工学研究所などを経て1989年から現職。東京オペラシティ、国立新美術館、いわきアリオス等の文化施設開発、東京国際フォーラムや電通新社屋のアート計画などのコンサルタントとして活躍する他、文化政策、文化施設の運営・評価、創造都市、オリンピック文化プログラム等の調査研究に取り組む。文化審議会委員、東京2020組織委員会文化・教育委員、東京芸術文化評議会評議員、企業メセナ協議会理事、東京藝術大学非常勤講師などを歴任。
小林真理(東京大学大学院人文社会研究科文化資源学専攻教授)
専門は、文化政策学、文化経営学、文化資源学。文化政策の企画立案、文化行政制度の研究を行う。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程を満期退学。早稲田大学助手、昭和音楽大学助手、静岡文化芸術大学講師を経て、2004年に東京大学に着任、現在に至る。博士(人間科学)。さまざまな地方自治体で文化行政制度の運営や制度設計に関わる。単著に『文化権の確立に向けて〜文化振興法の国際比較と日本の現実』他。
モデレーター
熊倉純子(くまくら すみこ)
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授
パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了。企業メセナ協議会を経て、東京藝術大学教授。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」など、地域型アートプロジェクトに携わりながらアートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。監修書に『アートプロジェクト 芸術と共創する社会』他。
森隆一郎(もり りゅういちろう)
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 特任助教
ティアラこうとうやいわき芸術文化交流館アリオスで制作やマーケティングセクションを率いたのち、アーツカウンシル東京でPRディレクターを務める。現在は、芸術・文化事業の企画・制作・広報・コンサルティングなどを手掛ける合同会社渚と 代表社員。 ほかに、全銀座会G2020アドバイザーなど。共著に「文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと」(水曜社)。
受講料
無料
定員
50名(先着順)
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【受講生募集】Meeting アラスミ! 連続講座「新しい文化政策」を考える -アラスミ・アーツカウンシルの構築に向けて-
応募締切:2021年10月3日(日)
※全4回の連続受講を推奨しています。
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