【受付終了】琵琶湖を中心とする自然共生型社会の実現~里山学からの発信~(2019/12/21|滋賀)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

「関西の水がめ」と呼ばれる琵琶湖は、古くから水源としてだけでなく、食料や手工業商品、交易手段など、さまざまな仕方で私たちの暮らしを支えてきました。しかし上下水道が普及し、鉄道や自家用車、都市生活が一般的になると、私たちは次第に琵琶湖の恩恵を忘れ、日常的な関わりを失ってきました。その結果、琵琶湖には水質問題をはじめ、生物多様性の喪失、外来動植物の繁殖など、さまざまな問題を抱えるようになりました。平成27年9月に施行された「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」は、そのように失われた私たちの生活と琵琶湖の関係を取り戻し、新たな自然共生型社会の実現への一歩を踏み出す施策として打ち出されたものです。
今回のシンポジウムでは、琵琶湖を中心とする自然共生型社会の実現に向けたさまざまな課題を整理し、今後の進むべき方向を考えていきたいと思います。緑と水と生きものたちの豊かな持続可能社会への指針を見つけるために議論を行う予定です。

日時

2019年12月21日(土) 13:00~17:00(開場/12:30)

会場

ピアザ淡海 2階 ピアザホール(滋賀県大津市におの浜1-1-20)

プログラム

第0部 <ポスターセッション(1部)>

「里山にかかわる多様な研究・取組みのポスター展示」

第1部

<主催者挨拶> 牛尾洋也(龍谷大学里山学研究センター・センター長)
<龍谷大学学長挨拶> 入澤崇(学校法人龍谷大学・専務理事)

<講演>
・「びわ湖なう2019~びわ湖のこれまで、そしてこれから~」
三和伸彦氏(滋賀県庁琵琶湖環境部・技監)
・「東近江市100年の森づくりビジョンとその実現に向けて」
水田有夏志氏(東近江市市民環境部・審議員)

第2部 <ポスターセッション(2部)>
第3部 <研究報告>

① 丸山徳次氏(龍谷大学名誉教授/研究フェロー)
② 村澤真保呂氏(社会学部・教授)
③ 伊達浩憲氏(経済学部・教授)
④ 宮浦富保氏(理工学部・教授)
⑤ 中川晃成氏(理工学部・講師)
⑥ 林珠乃氏(理工学部・実験助手)
⑦ 斎藤菜乃子氏(法学部4回生/みらいの環境を支える龍谷プロジェクト代表)
⑧ 牛尾洋也氏(法学部・教授)

<閉会挨拶> 村澤真保呂(龍谷大学里山学研究センター・副センター長)

入場料

無料

申込み

不要 (一般来聴歓迎)

主催

龍谷大学里山学研究センター

後援

滋賀県、東近江市

詳細

https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/news/2019/11/2019-1.html

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