アメリカの公共図書館スタッフがNintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』内で図書館を再現 プレイヤーから備品“寄付”など交流も

Image: I love Libraries

  • 新型コロナウイルスで臨時閉館中の、アメリカ・サウスカロライナ州にあるチャールストン郡公共図書館Charleston County Public Library)に所属するスタッフが、Nintendo Switchのゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』(英語名 “Animal Crossing: New Horizons“)内で、勤務先のバックスター・パトリック・ジェームス・アイランド分館Baxter-Patrick James Island branch)の建物や環境を再現し、“利用者”との交流を深めている。
  • あつまれ どうぶつの森』は、プレイヤーのアバターが、建物やインフラを建設したり、家具や装飾品を設えたりして、仮想の無人島を独自に開発してゆくゲーム。オンラインコードを使用することにより、プレイヤー同士が互いの「島」を訪問し合って、所持品を交換するなどして交流を図ることができる。
  • 今回、同スタッフが自身の「家」を改装することで再現された分館内には、実際と同様に子ども向けに設けられた別室も完備。また家の外には、種々の工作用に使える作業台のほか、来訪者同士でのメッセージのやり取りに使える掲示板なども備えられている。
  • このバーチャル図書館には多くのプレイヤーが訪れており、現在設えられている本棚や書棚風の壁紙など、ほとんどの装飾品や備品は支援者から「寄付」されたものだという。同スタッフは、ゲーム内で取り組めるDIYのレシピ公開などの準備を進めており、サポートしてくれるプレイヤーらと、実際の図書館と同じようなコミュニティをつくる構想を膨らませている。
  • フレンドコードは同図書館の公式Twitterアカウントでも公開されている。

詳細

Visit this Library’s Virtual Branch in Animal Crossing: New Horizons

2020/04/14/I Love Libraries

http://www.ilovelibraries.org/article/visit-library%E2%80%99s-virtual-branch-animal-crossing-new-horizons