横浜コミュニティカフェネットワーク代表の齋藤保さんによるエッセイ「外出自粛要請のなかで、 コミュニティカフェの意義を再考する」を公開しました

新型コロナウイルス感染症の拡大は、地域における居場所づくりに取り組む方々の活動にも大きな影響を与えました。感染拡大防止のため、外出自粛や対人間の直接的な接触機会の低減が求められる中で、人々の交流を生み、促すためにつくられてきた場所が果たせる役割とは何か。

まもなく『コミュニティカフェ まちの居場所のつくり方、続け方』を刊行される横浜コミュニティカフェネットワーク代表の齋藤保さんが、「外出自粛要請のなかで、 コミュニティカフェの意義を再考する」と題したエッセイを寄せられました。ぜひご覧ください。

外出自粛要請のなかで、 コミュニティカフェの意義を再考する(齋藤保)

……コロナが終息した後、きっとこれまで以上にコミュニティの大切さや地域のつながりの必要性を感じる時が来るだろう。

これだけオンラインで会議や飲み会ができ、リモートワークで仕事ができるようになったとしても、人と人が肌感でふれあい、お互いを思いやる気持ちを持つ「場」の必要性がより強く感じられる、そういう時がきっと来ると願って止まない。……

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特別寄稿|外出自粛要請のなかで、 コミュニティカフェの意義を再考する/齋藤保

筆者略歴

齋藤保 Tamotsu Saito

株式会社イータウン代表取締役、横浜コミュニティカフェネットワーク代表。1968年富山県福野町(現南砺市)生まれ。国立富山工業高等専門学校卒業後、約2年のニュージーランド生活をへて富山YMCAで青少年教育や地域活動ディレクターなどを務めた後に、2002年に横浜市で起業。
地域情報サイトe-townの企画運営やデザイン事業を行い、2005年からは「cafeからはじまるおもしろまちづくり」をキャッチフレーズに「港南台タウンカフェ」を運営。地域の多様な団体・市民参加型のまちづくりを目指し奔走中。2007年からはコミュニティカフェ・ソーシャルビジネス支援事業プロデューサーとして横浜のみならず全国各地の「コミュニティカフェ」の 運営支援や、地域プロデューサーとなる「cafeマイスター」の人材発掘育成事業を展開。
経済産業省ソーシャルビジネス55選(2008年)、横浜・人・まち・デザイン賞(2009年/ 2013年)、まちづくり功労者国土交通大臣表彰受賞(2010年)。総務省地域力創造アドバイザー、認定コミュニティビジネスアドバイザー/コーディネーター、くらしまちづくりネットワーク横浜共同代表、エリアマネジメント組織鹿島田デイズ 幹事など。
著書に『コミュニティカフェ まちの居場所のつくり方、続け方』(2020、学芸出版社)


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公開日:2020/05/29
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