【受付終了】ドイツの都市計画とまちづくり

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2021年12月20日(月)18時30分~20時30分
  • 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室
  • 参加費:参加費:1000円 ネット参加600円
  • 詳細・申込:
    http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

趣旨

ドイツはビスマルクが1883年に福祉制度を導入して以来、福祉と市場のバランスの下で、国民が社会保障を得ている卓越した近代社会を形成し、環境を維持保全し、住民の生活の質を高める空間計画が実施されてきた。戦災復興では歴史的建物が保存され地域のアイデンティティーを市民は大事にしてきた。連邦制のため大都市が少なく、都市部と農村部でも生活条件には大きな差がなく、雇用の場にも地域差が少なく、都市開発の厳格な抑制が行われ、自然を大事にするまちづくりが行われてきた。村落では各地方の文化を大事にして、生活の質とデザインのクオリティを高める政策が取り組まれてきた。衰退した工業地帯の総合的再生事業・IBAエムシャーパークや国連ハビタット賞受賞のライネフェルデ団地再生などの具体事例を見ながら、サステナブル社会のまちづくりの取組み方について、クラウス・R・クンツマンの著作を援用して理解し、わが国の取組み方を議論する。

報告者

澤田誠二氏(団地再生支援協会最高顧問)

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