【受付終了】建築デザインの可能性とみらい|Architalk~建築を通して世界をみる
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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人類の歴史を振り返ると、情報に関する変革がモノづくりを変えてきたことが分かる。7万年の「認知革命」により人類は集住を始め、「都市」の基礎をつくった。さらに、5000年前の「数理革命」により都市や建築を大規模化し、200年前の産業革命、100年前の電気通信革命、50年前のコンピューター革命を経て、今、AIとICTがもたらす情報通信革命により、インダストリー4.0の時代が到来した。この新しい時代の「建築デザインの可能性とみらい」を考えてみる。
概要
- 日時:2020年1月31日(金) 7:00pm
- 会場:国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
- 用語::日本語(通訳なし)
- 参加費:1000円(国際文化会館会員・学生: 500円)※懇親会のワンドリンク含む
- 定員:180名
登壇者
●スピーカー
山梨 知彦(建築家/株式会社日建設計 常務執行役員・設計部門プリンシパル)
1984年東京藝術大学建築科卒業。1986年東京大学大学院修了、日建設計に入社。建築設計の実務を通して、環境建築やBIMやデジタルデザインの実践を行っているほか、木材会館などの設計を通じて、「都市建築における木材の復権」を提唱している。代表作に「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」(2019年度日本建築学会(作品)賞、2018年RIBA Award for International Excellenceほか)、「NBF大崎ビル」(2014年日本建築学会(作品)賞、同年BCS賞ほか)、「ホキ美術館」(2011年日本建築大賞ほか)、「木材会館」(2009年MIPIM Asia’s Special Jury Awardほか)など
●モデレーター
藤村 龍至 (東京藝大准教授・RFA主宰)
1976年東京生まれ。東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所主宰。東洋大学専任講師を経て、2016年より東京藝術大学准教授。建築設計やその教育、批評に加え、公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェクトも展開している。主な建築作品に「鶴ヶ島太陽光発電所環境教育施設」、「家の家」、「BUILDING K」。主著に『批判的工学主義の建築』(エヌティティ出版、2014年)、『アーキテクト2.0』(彰国社、2011年)など。
小林 正美 (明治大学教授・副学長)
1954年東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、丹下健三・都市建築設計研究所勤務。ハーバード大学大学院修士課程および東京大学大学院博士課程修了。明治大学理工学部専任講師、助教授を経て現職。ハーバード大学客員教授(2002年)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2007年)なども歴任。NPO法人「まちづくりデザインサポート」理事長。主著に『市民が関わるパブリックスペースデザイン』(エクスナレッジ、2015年)など。国際文化会館理事。