第4回ケアとまちづくり未来会議
主催 | 一般社団法人ケアと暮らしの編集社 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年2月22日(土)13:00-17:30
- 会場:現地・オンライン併催/現地:ANCHOR KOBE(神戸市中央区加納町4丁目2−1 神戸三宮阪急ビル 15階)
- 参加費:
- 一般対面9000円 アーカイブ配信特典付き
- 学生対面7000円 アーカイブ配信特典付き
- 一般オンライン7000円 アーカイブ配信特典付き
- 学生オンライン5000円 アーカイブ配信特典付き
- 懇親会チケット5500円
- ケアまちツアーチケット3000円
- 詳細・申込:https://caremachi20250222.peatix.com/
内容
2019年から過去3回開催、合計300名以上参加したカンファレンスを神戸で開催!
一般社団法人ケアと暮らしの編集社が主催する、ケアとまちづくりについてさまざまな領域のプレイヤーがともに考え、共創するためのイベントです。
ケアとまちづくりが溶け合う新しい価値の創造を。
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わたしたちにとって、身体の健康はもちろん、社会的なつながりやいきがい、役割といった社会的な要因もウェルビーイングには欠かせないものです。孤独が1日タバコ15本分に相当する死亡リスクであるといった研究もあります。そういった健康の社会的な要因を形作るのは、医療機関でも行政でもなく、地域社会全体です。今後ますます、医療福祉と地域づくりを担うプレイヤーの協働は必要となってくるはずです。ケアとはなんだろう?まちづくりとはなんだろう?その中間地点にある日々の暮らしとはなんだろう?これらをともに考える場がケアとまちづくり未来会議です。
今回は、「潜る」をテーマに、神戸で実施します。保健、医療、福祉、都市計画、公共政策、市民活動、芸術、場づくりと他分野の人が集うケアまち会議。どうしても学際的な分、表層的な感想に終わってしまうことも少なくありません。その活動って「いいね!」と活動をなぞるだけではなく、ひとつの地域の活動やコミュニティデザインを改めて問い直し、その過程に関わる人や出来事を深めていくことを目指します。全国のケアとまちづくりに関心のある多様な専門職や市民がトークセッションに参加し、都度対話することで、普段の活動のコアとなる部分へと思考を潜らせていきます。
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【企画詳細】
◆セッション① ケアするまちに潜るー長田からなぜー
神戸市長田。ごちゃまぜな高齢者住宅から、子育てを共同で行いつつ、アーティストも集う。そんなまちです。ほどよい距離感で誰もが心地よく暮らしているように見られます。外国人、高齢者、こどもなど、ごちゃまぜのサービス付き高齢者住宅のはっぴーの家ろっけんに新たにクライミング施設WAGOMUを運営する首藤さん。ゲストハウスやバーなどを展開しながら、地域と共に子育てを行う小笠原舞さん。そして、それらを家族社会学の視点から研究している兵庫教育大学の永田夏来さん。3名をお呼びして、長田というまちで生まれる面白くウェルビーイングな取り組みがなぜ生まれるのか?個別の取り組みがどう相互に作用しているのか探っていきます。長田というケアするまちに潜ります。
ゲスト
・首藤義敬さん(株式会社Happy代表取締役)
・小笠原舞さん(合同会社こどもみらい探求社)
・永田夏来さん(兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授)
ファシリテーター
・守本陽一(ケアと暮らしの編集社)
◆セッション② コミュニティデザインする。ケアしケアされるカタチを探る。
コミュニティにかかわる人たちが自分たちで課題解決力を高められるよう、場づくりや仕組みづくりをデザインするコミュニティデザイン。そんなデザインの視点は、ケアの場でも役立ちます。孤独な人が気づいたらケアしケアされる関係性に達するように背中を押すことも可能なはずです。一方で、デザインには人をある方向性に誘導するような暴力性も孕んでいます。今回、デザインの視点からケア領域に関わる田北雅裕さん、内田友紀さんをお呼びして、その実践のカタチを伺います。またケアしケアされ生きていくを書かれた社会福祉学者の竹端寛先生をお呼びして、ご自身の体験やケアしケアされる関係性はどう作られていくのか、福祉の視点から問いを投げかけていただきます。
ゲスト
・竹端寛さん(兵庫県立大学)
・田北雅裕さん(九州大学)
・内田友紀さん(都市デザイナー)
ファシリテーター
・守本陽一(ケアと暮らしの編集社)