阪神・淡路大震災 3 0 年連続シンポジウム vol.01 創造的復興は成し遂げられたか −震災復興における建築家と職能団体の役割を考える− JIA市民大学講座 2024まちづくりセミナー

主催 公益社団法人 日本建築家協会(JIA) 近畿支部 兵庫地域会+災害対策委員会+都市デザイン研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024 年 12 月 8 日 (日) 13:30~16:30
  • 会場:芦屋市民センター本館(芦屋市民会館)301室 兵庫県芦屋市業平町8-24
  • 参加費:無料
  • 詳細・申込:https://jiakinki.org/pickup/18796.html

内容

1995 年1月17 日5時46 分、明石海峡を震源とするマグニチュード7.3 の兵庫県南部地震が発生、6,434 人に達する尊い命が犠牲 になり、神戶・⻄宮・芦屋をはじめとする現代の都市においても甚大な被害をもたらす大震災となった。 阪神・淡路大震災は、建築家たちが被災地域の住⺠に寄り添った生活再建等復興に向けた活動に取り組む初めての機会となり、そ の背景では震災前の平時における地元と専門家たちのネットワークの存在が復興に寄与したことが確認されている。また、災害復興 に際しては、こうした地域の日常の暮らしの中で培われた文化や景観を継承していく視点も重要である。 2025年は阪神・淡路大震災の発生から30年を迎え、また2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災地においても復興が本格 化する時期にあたる。こうした時期にあって、本企画は、阪神・淡路大震災の発災直後から復興過程における専門家の関わりを振り返り、南海トラフ巨大地震等広範囲にわたる同時多発的な災害に備える建築家をはじめとする専門家と市⺠との協働の活動に向けたき っかけとしたい。
1回目のシンポジウムでは、復興過程の経緯とともに、建築家や職能団体はどのように関わり、どのような役割を果たしたのか、当事 者の語りから振り返る。次世代の視点を交えた議論を通じて、建築家の仕事について共有、継承する機会とする。

パネリスト

小島 孜(建築家・アーキコラボ小島研究室)、野崎 隆一(建築家・遊空間工房・神戶まちづくり研究所)、江川 直樹(建築家・関⻄大学名誉教授)、柴山 直子(建築家・柴山建築研究所) コーディネーター:阿部 俊彦(アーバンデザイナー・立命館大学理工学部准教授)