【受付終了】ミニ・パブリックス くじ引きと熟議による自治体政策のつくりかた
主催 | 東京都立大学 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2024年7月27日(土)10:30~16:10
- 会場:東京都立大学 飯田橋キャンパス
- 参加費:7500円
- 詳細:https://www.ou.tmu.ac.jp/open/digi_p_2024natsu/index.html#page=51
- 申込はこちらから:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7402
内容
効果的な解決技術の開発も、それに対する人々の合意づくりも難しい複雑化する社会課題に向き合うために世界各国(政府・自治体、国際機関)ではいろいろな試みが行われています。そのひとつが「市民の熟議」への期待です。「熟議」はシティズンシップ教育としても注目されていますが、自治体政策形成への市民参加の点からも様々な模索が行われています。もうひとつの側面が幅広い市民の参加を得ようとする挑戦です。その代表例が古代ギリシアの取り組みに一つの源流を持つ「くじ引き」による参加を取り入れようとするものです。
この講座では「くじ引きと熟議」を巡る世界の動向と、日本での実践を学び、「くじ引きと熟議」を「私たちのまち」の政策に活かすあり方を考えてゆきます。
各回について(昼休み12:00~13:00)
各分野の専門家による講義と参加者のディスカッションから進めてゆきます。
●なぜ、「くじ引きと熟議」なのか?:なぜ、「くじ引きと熟議」の組み合わせが自治体の政策形成に重要なのでしょうか。専門家ではない「市民の衆知」が期待されるのはなぜでしょうか?その歴史的背景と「効果」を考えます。
●世界の「気候市民会議」:政策分野別にみて大規模に「くじ引きと熟議」の取り組みが進み、一部の国では「くじ引き代表議会」の法制度化が進むのが気候変動エネルギー・環境問題の領域です。世界の「気候市民会議」の取り組みとその意義を考えます。
●日本における「くじ引きと熟議」:日本ではドイツの「計画細胞(会議)」方式に学んだ「市民討議会」の実践が広がりました。「気候市民会議」も一部の自治体で始まっています。また、「自分ごと化会議」と呼ばれる取組みを条例で定める自治体も登場しています。日本の自治体での「くじ引きと熟議」の実践とその特徴を考えます。
●ワーク(グループ討議):「くじ引きと熟議」を自治体政策に活かすには何が重要なのでしょうか。「くじ引きと熟議による自治体政策のつくりかた」を参加者で議論
します。
講師
三上直之(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
竹内彩乃(東邦大学理学部生命圏環境科学科准教授)
坂井亮太(中央学院大学法学部准教授)
長野基(東京都立大学都市環境学部都市政策科学科准教授)