「空き家再生プロデューサー育成プログラム in 蔵王温泉」参画事業者の募集を開始

株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:福田和則)は、山形市(地方自治体)と山形中央信用組合(地域金融機関)及び株式会社湯50(観光まちづくり会社)と協働し、山形市蔵王温泉の遊休不動産の利活用推進のため「空き家再生プロデューサー育成プログラム」を実施します。

本プログラムでは遊休不動産問題を解決して地域活性化に資する事業を立ち上げ、持続可能な事業の運営を念頭に、地域住民の参加、関係人口と定住人口の増加を目指す事業をつくります。国土交通省・平成30年度、令和元年度「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」、令和元年度、令和2年度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」、令和2年度、令和3年度「官民連携まちなか再生推進事業」に採択されています。

プログラム概要

山形市蔵王温泉にある遊休不動産(具体的な対象は一つ)を利活用する事業を行うことのできる事業者の応募を受け付けます。応募いただいた事業者の事業計画をブラッシュアップする目的で、一日の研修を用意しています。プログラムを通して地域参加型の運営手法を学び、2022年の開業を目指します。

募集期間

2021年11月15日(月)から12月20日(月)まで

プログラム対象者

・候補物件において長期に渡る視点で事業を行いたい方
・法人もしくは法人設立予定者など、すでに事業に携わっている方(山形市内の事業者に限らない)
・地域住民や山形市の関係人口と一緒に進めていく参加型プロジェクトとして運営することに共感している方■ 応募フォーム
https://ewform.enjoyworks.jp/index.php?id=669

対象物件概要

① 湯50が所有する蔵王温泉・高湯通りの遊休不動産
※ 応募の上で事業を検討される方には、物件の概要、掲載以外の写真、平面図、条件などをまとめた資料を別途ご送付いたします。

プログラムの流れ

  • STEP1 応募
    本気で事業にコミットする人・組織を募集します。参画希望の事業者は、2021年12月20日(月)までに、簡単な事業のアイデアを事務局に送付いただきます。なお、応募には事前予習として、エンジョイワークスが無償で提供する「ハロリノノート」の利用が前提になります。事業計画に求められる流れを理解することができます。できるだけ、複数人で構成するチームで申し込んでください。また、物件の事前見学会を2021年12月3日(金)・4日(土)で実施する予定です。原則応募者はいずかの日に物件の確認をしてください。詳細は応募後に連絡致します。
  • STEP2 研修プログラム
    応募者との研修プログラムを行います。2022年1月18日(火)終日。場所は、蔵王体育館を予定。応募いただいた事業者のプロジェクト案を事業計画にブラッシュアップ。検討ポイントを共有の上、コンセプト・参加型事業の組み立て方とワークショップを行います。最後にプレゼンテーションを行います。
  • STEP3 事業選考・物件所有者との調整・最終決定
    上記終了後、STEP2でブラッシュアップされた事業計画の内容を元に、事業化したい方を対象とした選考会を実施します。複数の事業者に参画いただいた場合、選考会の結果を事業者にお知らせし、2022年1月下旬(予定)に、実施事業者との面談を行い、事業スケジュールを決定します。対象物件の賃貸借契約についてのとりまとめ、参加型プロジェクトの運営方針の協議と資金計画等の準備を行います。注)いずれの事業計画も採用されない場合があります。

    ※ STEP3以降の流れについて(想定)
    選ばれた参加者が実際に事業を行うことになった場合、物件の賃貸借契約を締結後、地域住民・関係人口と一緒に事業計画を進める「参加型」事業運営を、2022年3月下旬?2022年5月頃(予定)にて行います。事業計画のブラッシュアップ、建築設計、工事内容を決定し、SNS発信、イベント、記事、出資などで参加を促していきます。事業開始は事業計画によりますが、2022年10月頃を予定。継続的な地域住民の参加や関係人口の参加を促していきます。

■運営事務局

・山形市
・山形中央信用組合
・株式会社エンジョイワークス
・株式会社湯50

※参考情報※

  • 空き家再生プロデューサー育成プログラム
    「空き家再生プロデューサー育成プログラム」は、事業を行う事業(運営)者を募集し、事業運営を行いながら、将来においては利活用事業をプロデュースできる人材「空き家再生プロデューサー」を育成していきます。プロデューサーは、参加型まちづくりの進め方や事業計画の基礎、資金調達手法等に関する講義とワークショップ、具体的な利活用事業の実践・サポートを実施します。
    空き家を再生し利活用するためには、不動産の知識だけでなく空き家の改修にかかる建築計画、資金調達、事業を存続させるための的確な事業計画、コミュニティづくり、場の運営などの幅広い知識と経験が不可欠です。それらの知識を有し包括的に空き家再生プロジェクトを担えるプロフェッショナル人材は全国的に不足しています。エンジョイワークスでは自社の空き家再生及びまちづくりの実績やノウハウを社外に共有することで、空き家再生のプロフェッショナル人材を全国に増やすべくサービスを展開しています。
    https://hello-renovation.jp/producer/
  • ハロリノノート
    空き家再生プロデューサー育成プログラムの中でも利用されている「ハロリノノート」は、無料公開されているオンラインサービスです。プロジェクトの進行から資金調達までを実践的に学ぶことができますのでご利用ください。https://hello-renovation.jp/note/
  • エンジョイワークスと空き家の再生・利活用
    エンジョイワークスは鎌倉を拠点に、不動産、建築、まちづくり、空き家再生・利活用などの取り組みを行っている企業です。「みんなで一緒にまちづくり」をテーマに住まいや場所・コミュニティに関するプロデュースを行っています。創業以来地域の様々な遊休不動産を活用したカフェ、シェアオフィス、宿泊施設等を運営する中で得た課題解決のナレッジを全国の空き家問題にも展開すべく、2017年2月に空き家・遊休不動産の再生に特化した空き家再生プラットフォーム「ハロー!RENOVATION」( https://hello-renovation.jp/ )を立ち上げました。そこでの経験を元に、実践的な解決ができる高度専門人材を育成する「次世代まちづくりスクール」や、空き家を使ったプロジェクト進行ノウハウの習得と事業計画策定を無料で学ぶ「ハロリノノート」のサービス提供を行っています。
  • 株式会社エンジョイワークス
    商号 : 株式会社エンジョイワークス
    代表者: 代表取締役 福田 和則
    所在地: 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1-2F
    設立 : 2007年11月
    資本金: 100,000,000円
    URL : https://enjoyworks.jp/
    ◆不動産特定共同事業者[神奈川県知事 第9号]
    ◆第二種金融商品取引業[関東財務局長(金商)第3148号]
    ◆宅地建物取引業[神奈川県知事(2)第28062号]
    ◆一級建築士事務所[神奈川県知事登録 第16506号]
    ◆国土交通省PPP/PFI協定パートナー以上

詳細はこちら

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公開日:2021/11/15
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