武蔵野市開発公社が開発した展示什器に変形する「まちからベンチ」 まちの小さなデッドスペースを活用する

一般財団法人武蔵野市開発公社の西山です。全国的に公共空間の利活用が進む中で、これをさらに前に進ませる可能性を秘めたストリートファニチャーを開発しましたので、地域の事例紹介としてご案内します。一般財団法人武蔵野市開発公社(理事長:堀井建次)は、都市の豊かな生活シーンの創造を目指し、まちなかの空間を柔軟に使いこなすための「まちなか からくりベンチ(略称:まちからベンチ)」を開発して(特許出願中)、当社が所有する路地に面した屋外の狭小スペースに設置しました。これによって、普段は来街者にとって貴重な憩いのベンチとして、ポップアップストアを展開する際には展示什器として、柔軟な空間利用が可能になりました(簡単な変形が必要です)。

まちからベンチの特徴

  1. ベンチ形態では、「座位」を誘発する形
  2. 展示什器形態では、展示面を立体的に増やし、商品品値を高める形
  3. 上記1と2を簡単に変えられる仕組みと、それを支える構造体

開発公社では、変形や機能追加によってワンプレイス・マルチユースできるストリートファニチャーの総称を「まちからプロダクト」と捉え、この第1弾として具現化したまちからベンチです。今後、少しずつプロダクトのバリエーションを増やすとともに、それらの組み合わせと他の要素を含む面的ソリューションによって、まちなかに豊かな日常の生活シーンを創り上げていきいと考えています。

開発及び設置者

一般財団法人武蔵野市開発公社

問合せ先

E-mail:machiz@m-kaihatsukosha.or.jp(担当:西山)

詳細はこちら

都市空間を有効活用するストリートファニチャー「まちからベンチ」の開発について

(2021/05/25/一般財団法人武蔵野市開発公社)

https://www.m-kaihatsukosha.or.jp/topics/%e9%83%bd%e5%b8%82%e7%a9%ba%e9%96%93%e3%82%92%e6%9c%89%e5%8a%b9%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%8b%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc/