京大建築100周年記念コンペ「これからの街の遺伝子」(締切:2021年7月26日)

京都大学工学部建築学科が創立100周年を迎え、記念のコンペが開催されます。以下に概要を抜粋しました。詳細はコンペのウェブサイトをご覧ください。

概要

課題

「これからの街の遺伝子」

(アイデア部門/作品部門)

人々が息づく街は、長い時間をかけて形成される、時間の産物です。個々の建築は、それぞれがつくられた時代を反映しながら、街という大きな織物を形成します。しかし建築は、単に街の要素だけでない役割も果たします。ある建築が、単体にとどまらない、新しい遺伝子のようなものを持っていれば、それはその後に別の建築へと引き継がれ、拡がり、長い時間をかけて街そのもののありようを変えていくでしょう。100年後の街の姿を正確に予測することはできませんが、100年後の街を豊かにするような、遺伝子を残していくことは可能です。

新しい遺伝子は、これまでその街をつくってきた遺伝子が、ほんの少し変わっただけのものかもしれませんし、これまで全くなかった根本的に新しいものかもしれません。それはまた、特定の街のありようを豊かにする遺伝子かもしれませんし、どの街にも普遍的に拡がっていけるような遺伝子かもしれません。このコンペでは、アイデア部門と実作部門の二つの部門において、そのような、これからの街をつくる元になる考え方を含んだ建築案を募ります。敷地や規模、機能は問いません。あなたの設計した建築が、どのような側面において、これからの街にポジティブに引き継がれる特性を持っているのか、プレゼンテーションしてください。京大建築100周年を彩る、自由な提案を期待しています。

スケジュール

作品受付期間

2021年7月19日~7月26日

審査会 2021年7月29日

審査会当日の最終審査の議論はYoutube配信する予定です。結果は入賞者に通知いたします。

表彰式 2021年8月28日

京大建築100周年記念式典(オンライン)にて表彰および入賞者によるプレゼンテーションを行います。

審査員

平田晃久(審査委員長)
青井哲人
大岡龍三
勝矢武之
満田衛資

詳細はこちら

京大建築100周年記念コンペ

(2021/05|京大建築会)

http://100th-compe.archi.kyoto-u.ac.jp/