京都市が持続可能な観光のため「京都観光モラル」を策定

  • 京都市と(公社)京都市観光協会(DMO KYOTO)は、新たに「京都観光行動基準(京都観光モラル)」を策定した。同市では既に「持続可能な観光」に向けた取組をしており、それをさらに一歩前進させた。
  • 現在、京都の観光は、2020年1月以降の新型コロナウィルスの感染拡大による観光客の激減で未だに大きな打撃を受けているが、それ以前は全く逆で、外国人観光客の急増によって観光地の混雑や、マナー違反などによって市民の生活に影響を及ぼすほどの観光課題が発生していた。
  • 京都市は本基準と共に、観光の回復に取り組むうえで以前と同じ状況に戻すのではなく、市民生活と共存でき、地域に貢献する「持続可能な観光」を目指す。今後は観光事業者・従事者、観光客、市民といった各主体が具体的な取り組みを実践できるよう周知や支援を行う、としている。

詳細

京都観光行動基準(京都観光モラル)の策定について

(2020/11/09|京都市)

https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000277340.html