国土交通省が「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」を公表
- 国土交通省から「建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和2年度第1四半期受注分)」が公表された。本調査は、建築物のリフォーム・リニューアル工事の市場規模や動向を把握するために、平成20年から四半期ごとに行われている。
- 今回は、建設業許可業者5000者に対し、対象期間:令和2年4月1日~6月30日における住宅または非住宅建築物の受注件数・受注高および受注した工事内容などが調査された。
- 調査報告によると、今期の受注高の合計は2兆2633億円で前年同期比は21.9%減少、住宅・非住宅建築物ともに減少している。しかしながら工事種別で見ると、住宅では「維持・修理工事」が1633億円で前年同期比3.4%増加、非住宅建築物では「一部改築工事」が443億円で1.4%増加した。
- 受注件数を工事目的別にみると、住宅は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」、「省エネルギー対策」の順に多く、「省エネルギー対策」は4万7022件で前年同期比32.1%増加であった。非住住宅建築物も住宅と同様の項目順で受注件数が多いものの、「省エネルギー対策」は4万1248件で、同年同期比は8.6%減少であった。
詳細
建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和2年度第1四半期受注分)
(2020/09/10|国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000934.html
※建築物リフォーム・リニューアル調査
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_mn4_000002.html