「国立工芸館」2020年10月25日から一般公開
- 「国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)」が、2020年10月25日(日)から一般公開されることが決定した。前日の24日に関係者による開館記念式典が催され、翌日から一般公開の予定。工芸館は、2016年に東京・北の丸公園から石川県金沢市への移転が決定し、東京オリンピックの開催年である2020年夏の開館に向けて準備が進められていたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて開館日を延期していた。
- 工芸館の建物は、国の登録有形文化財に指定されている「旧陸軍第九師団司令部庁舎」(1898(明治31)年建造、元は司令部執務室)と「旧陸軍金沢偕行社」(1909(明治42)年、元は将校の社交場)を移築・活用したもの。二つの建物は新たに廊下でつながれ、展示室は新築し、外観は今回の移築・改修で判明した建築当時の色を再現している。
- 展示作品はコレクション約3800点のうち約1900点を移転する予定。既に開館記念展として、2020年10月25日から2021年7月4日まで、3つの展覧会が予定されている。
詳細
国立工芸館 開館日決定のお知らせ
(2020/08/04|東京国立近代美術館工芸館)
https://www.momat.go.jp/ge/topics/presslerease3/