大阪市淀川区を拠点とした「子どもウェルネスによるコミュニティ・デザイン」の取り組みが開始

  • 大阪市淀川区役所と大阪市立大学の健康科学イノベーションセンターがチームを構成し、「子どもウェルネスによるコミュニティ・デザイン」の取り組みを開始すると発表した。この取り組みは、文部科学省が地方公共団体および大学等の連携による地域の課題の解決に向けた取り組みを公募する「科学技術イノベーションによる地域社会解決(DESIGN-i)」の今年度事業として採択されている。
  • 「子どもウェルネス」とは、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター・センター副所長の水野敬氏が定義した次の概念。

子どもウェルネスとは、精神的にも身体的にも健康な状態ということだけでなく、子どもたちがもっと前向きに、活き活きと、意欲的に充実した日々を過ごし、多様な脳の機能・能力・個性・知性・感性や社会性などの創造性豊かな世界観を育む幅広い概念のことです。(大阪市立大学健康科学イノベーションセンター センター副所長 水野 敬 氏による定義)

(淀川区HPより)

  • 淀川区では、これまでも子どもの睡眠習慣を改善する事業「ヨドネル」に取り組んできた実績があり、今回のまちづくり事業では、この「ヨドネル」を発展させつつ、保護者と子どもたちと一緒に地域活動拠点を開発しながら、睡眠・食事・運動といった子どもウェルネスリテラシーの向上、ウェルネスを体験できる企画などに取り組んでいく。また、企業や学校、子育て拠点など産学官が連携することで、子どもたちがウェルネスの向上を体現できるまちづくりを目指す。なお、事業は2021年度以降も継続的に実施し、生活者とのプラットフォームを構築するとしている。

詳細

淀川区を拠点とした産学官連携による子どもウェルネスによるコミュニティ・デザインの取り組みを開始します

(2020/07/20|淀川区)

https://www.city.osaka.lg.jp/yodogawa/page/0000509393.html