ドコモが新型コロナウィルス感染拡大防止に向けて「モバイル空間統計 人口マップ」の無償提供を開始

  • NTTドコモとドコモ・インサイトマーケティングが、ドコモの携帯電話ネットワークで作成された人口統計「モバイル空間統計 人口マップ」を2020年5月27日(水)から2021年3月31日(水)まで無償提供することを発表した。ドコモユーザーに限らず、誰でもスマートフォンやパソコンなどから閲覧できる。
  • モバイル空間統計は、ドコモの携帯電話サービス提供の過程で必要となる情報を統計処理することによって作成された人口の推計値であり、国内居住者の約8000万台、訪日外国人の約1200万台から推計されている。1時間ごとの人口を24時間365日把握でき、また前年同月の人口分布と比較することができる(個人の特定はできない)。「性別」「年代」「居住エリア」「国・地域」といった切り口から「エリアの特徴(分布)」や「人々の動き(移動)」を「時間帯ごと(推移)」に継続して把握できることが最大の特徴だ。
  • 6/3時点で、札幌・仙台・東京・名古屋・京都・大阪・広島・福岡・那覇の9都市の情報を閲覧できる。今後は、6月に一部エリアの性年代別、居住地別の人口分布の提供が予定されており、これによって個人の外出行動計画や、地域経済の回復に向けた企業や自治体による施策の検討などへの活用が期待されている。

詳細

「モバイル空間統計 人口マップ」を提供開始

(2020/05/27|ドコモ・インサイトマーケティング)

http://www.dcm-im.com/info/provide_free_mobaku_population_map.html