【受付終了】「『みんな』って誰のこと?」 妖怪・空間・行政からみる公共と個の未来~クエスチョンカンファレンス no.07
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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「みんな」という言葉がさす範囲が変化しつつあります。令和となり、社会が変化しつつあるいまどんな「みんな」を想定して生きるかが、重要な意味をもってきているのです
たとえば、QWSがある渋谷区では、区が保有する公共施設の数は250を超えます。トレーニングセンターから葬儀場、女性を支援する東京ウィメンズプラザまでこの全部を一人で使うことは難しいでしょう。
ただ、どの施設も必要としている人がいて、その誰かも含めた「みんな」のために行政は施設を運営しているのです。
また、神社などの日本古来から続く空間、そして祭りなど風習も変化のときを迎えつつあります。地元の人々という「みんな」が想定されて公共性をもつ風習が、外国人観光客などの増加により、あり方の変化をせまられています。
そんな新しい公共のあり方を考えるべく、2020年2月のクエスチョンカンファレンスでは、みんなが生活する「空間」、みんなを定義する「行政」、妖怪など日本古来からの「民俗」の専門家を招集。
「みんな」という新しいつながりを彼らの問いから考えます。
日時:
2020年2月5日(水)19:00~21:00(18:30開場/受付)
タイムテーブル:
18:00~18:20|(見学ツアー付チケットを購入の方)SHIBUYA QWS館内見学ツアー
18:30~19:00|受付・開場
19:00〜19:30|〈第1部〉イントロダクション(登壇者紹介)
19:30〜20:10|〈第2部〉ディスカッション
20:10〜20:30|〈第3部〉オープンクエスチョン(来場者同士のディスカッション)
20:30〜21:00|懇親会
会場:
SHIBUYA QWS「スクランブルホール」
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア15F
※渋谷駅直結・直上
会費:
一般
1,500円(お名刺を1枚頂戴します)
学生
500円(学生証のご掲示をいただきます)
*本イベントチケットにはSHIBUYA QWSの1dayチケットも含まれます
*QWS会員の方は参加無料です。以下のurlから申し込みをお願いします
https://scsq.shibuya-qws.com/event/20200205_question_ticket/index.php
登壇者(敬称略)
藤村龍至(建築・公共施設)
建築家。1976年東京生まれ。2005年よりRFA主宰。2016年より東京藝術大学准教授、17年よりアーバンデザインセンター大宮副センター長、鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクターをつとめる。「大宮ストリートテラス」(さいたま市)や「つばきの森のマーケット」(所沢市)など公共空間の活性化を通じて都市を再生する取り組みを多数仕掛けると同時に多くの自治体で審議会や委員会への参加を通じて政策への関わりを持つ。著書に『ちのかたち—建築的思考のプロトタイプとその応用』がある。
畑中章宏(民俗学・死者、妖怪)
民俗学者、作家。1962年、大阪生まれ。平凡社で「月刊太陽」や「荒木経惟写真全集」などの編集を手がけたのち、フリーランスの編集者、在野の民俗学者として活動する。市井のひとびとの感情を切り取る民俗学の視点から、テクノロジー、公共など現代の問題を捉え直す。最新刊の『死者の民主主義』では、妖怪などに表われる生者の「後ろめたさ」に着目、死者もまた共同体の重要な構成員であるという論を展開した。その他著書に『柳田国男と今和次郎』『災害と妖怪』『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『天災と日本人』『21世紀の民俗学』などがある。
伊藤大貴(地方行政・官民連携)
元市議会議員、起業家。1977年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、日経BP社入社。日経エレクトロニクス編集部を経て、2007年横浜市議会議員初当選。Twitterを活用した日本で初めての政治家としてもしられる。3期10年。オープンデータの推進や公共アセットの有効活用など、データに基づいた都市経営に注力。2019年に株式会社Public dots & Company設立。地方議員、公務員のネットワークを構築し、企業のプロジェクトとマッチングを行う。著書に『日本の未来2019-2028 都市再生/地方創生編』(日経BP社)などがある。
クエスチョンカンファレンスとは?
SHIBUYA QWSが主催する毎月恒例の「問い」をテーマにしたトークカンファレンスです。
多様なバックグラウンドの登壇者が集い、多様な問いを混ぜ合わせながら未来の可能性を探ります。素朴な疑問から哲学的な考察まで、まだ答えにならない視点や意識が交差することで、思わぬ可能性が生まれるかもしれない。新しい問いが立ち上がる瞬間をお届けします。
イベント運営
主催
SHIBUYA QWS
共催
SHIBUYA QWS Innovation協議会