カナダ・バンクーバー市議会 今後30年の都心部におけるパブリックスペース戦略案 “Places for People” を承認 ビジュアライズ豊富な資料も公開
- カナダ随一の都市・バンクーバー市の議会が、ダウンタウンにおける向こう30年のパブリックスペース整備に関する戦略案 “Places for People” を承認した。都心部の事業改善協議会(BIA:Business Improvement Association)CEOを務めるチャールズ・ゴティエ氏がTwitterで公表。
- バンクーバー市における”Places for People“は、主にフォールス川以北の都心部の公共空間改善を目指す取り組みとして2017年夏に構想がスタート。2018年春にかけて住民や来訪者の行動調査などが実施されたのち、今後30年を見据えた戦略としてまとめられた。
- 議会のウェブサイトでは、提出された戦略案の資料が公開されている。全76ページ構成で、ダウンタウンの公共空間整備の歴史や今後の人口増加予測をはじめとする報告のほか、公共空間改善のために計画されている具体的なアプローチが、豊富なビジュアルで解説されている。
詳細
Vancouver City Council approved a 30-year downtown public spaces strategy today called Places for People. A big, bold move that will truly shape public life in the decades to come. #DVBIA #vanpoli
— Charles Gauthier (@DowntownCharles) June 9, 2020
資料
Downtown Public Space Strategy
https://council.vancouver.ca/20200609/documents/p1appA.pdf
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