気軽に訪れられる森を紹介する「森林浴マップ」が公開 (一社)森と未来がクラウドファンディングの支援を得て制作

一般社団法人森と未来(以下、森と未来)が、気軽に身近な森に触れることができる“森林浴ができる森”を紹介するサイト「森林浴マップ」を公開した。

森林浴は近年、ストレス解消など医学的に効果のある新しい健康法として、世界的にも注目が高まっているとされる。また国土の約7割を森林が占める日本では、林業が地域の高齢化・過疎化などで課題を抱える中、森林の新たな価値創出の手法の1つとしても期待が寄せられている。

今回公開された森林浴マップは、各地の森で活動する人自らが紹介する森の情報を集めた森林浴の情報サイト。森林の場所に加え、紹介者ならではの目線でまとめられた心地や過ごし方を知ることができるほか、ガイドの依頼が可能な場合には連絡先などの案内も併載されている。

11月16日時点で26件の森林の情報が掲載されており、森と未来のウェブサイトでは情報の掲載依頼も受け付けている。

マップの制作は、「のんびりできる森を誰もが簡単に見つけられるように」との思いから実施したクラウドファンディングで、目標額を上回る支援を得て実現。制作した森と未来の代表理事を務める小野なぎささんは、認定産業カウンセラー・森林セラピストの資格を持つほか、林野庁林政審議会委員なども歴任し、2019年には『あたらしい森林浴 地域とつくる!健康・人材育成プログラム』も上梓している。

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*参考:『あたらしい森林浴