「ミッション・ネイバーフッド – コミュニティの(再)構築」をテーマに掲げる第8回オスロ建築トリエンナーレ 今秋の開催に向け参加プロジェクトを公募

今年で第8回目を迎える「オスロ建築トリエンナーレ(Oslo Architecture Triennale)」が、参加プロジェクトの公募を開始している。

2022年9月21日に開幕する第8回オスロ建築トリエンナーレのテーマは、”Mission Neighbourhood – (Re)forming communities“(ミッション・ネイバーフッド – コミュニティの(再)構築)。

公式サイトのステートメントによれば、ここでいう「ネイバーフッド(近隣)」は、物理的な側面と社会的な側面の両方を含むコンセプト。
「より良い居住区を形成するための実用的、建築的、社会的な特徴とは何か?」「どのようにすれば、地域規模でより多くのものを共有できるか?」「どのようにすれば、新しい都市部はより多様で、社会的にも環境的にも持続可能なものになるのか?」といった問いに応える、より良い地域社会を形成するための先見的なアイデアや事例を募集するとし、特に焦点を当てるテーマとして以下の8つを提示している。

  • Streets with (new) meaning:(新しい)意味をもつ街路
  • Public plays:パブリックな遊び
  • Social infrastructure:社会的なインフラ
  • Ways of living, ways of sharing:暮らし方と分かち合い方
  • Transforming, adapting, reusing:変容・適応・再利用
  • Naturehood – wilder and greener:ネイチャーフッド – より自然に、よりグリーンに
  • Production and commercial diversity:生産と商業の多様性
  • Rethinking processes and governance:プロセスとガバナンスの再考

応募期間は2022年3月18日(金)まで。選考過程では公式サイト上で全応募プロジェクトが公開され、一般投票も受け付けるという。結果は5月に発表され、資金的な支援も行われる。

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Cover Image: Oslo Architecture Triennale Facebookページより