今日のニュースレター|7.22『社会的処方』著者・出野紀子さん登壇|まちなかにはたくさんのオモロ!がある ほか

***学芸出版社からお知らせです***
いつもより遅い時間に失礼します・・
ヘッダー画像が夏バージョンに変わりました!京都の夏といえば五山送り火ともうひとつ祇園祭ですが、ちょうど今週末に四条通を歩行者天国にして露店が集結するようです。2年越しの開催、楽しみです(編集F)

『社会的処方』著者・出野紀子さん登壇|まちなかにはたくさんのオモロ!がある ~あきた年の差フレンズ部からイギリスの社会的処方まで~(2022/7/22 オンライン)

「コミュニティデザイン」を実践してきたstudio-L。その取り組みは、単なるまちづくりの枠を超え、それぞれの地域の人たちを知り、文化を知り、市民たちにとってもまちというものを手の中に取り戻せるようにしていくものでした。そのアプローチは、日本における社会的処方のひとつのモデルとなりえるものです。

studio-Lがこれまで取り組んできた「あきた年の差フレンズ部」や、「おいおい老い展」「川崎かってにおもてなし」などをご紹介いただきながら、私たちが社会的処方に取り組んでいくうえで大切にするべきことについて一緒に考えます。また、出野さんから見たイギリスにおける社会的処方の考え方、などについてもお話しいただきます。ぜひ、多くの方にご参加いただければ幸いです。

『ドイツのスポーツ都市』著者・高松平藏さん登壇|ドイツのスポーツが地域社会のエンジンになっている理由~部活はないが余暇がある~(2022/7/27 オンライン)

今回は、ドイツのエアランゲン市を拠点にジャーナリストとしてご活躍されている高松平藏氏をお迎えし、ドイツの地域社会におけるスポーツの役割についてご講演いただきます。

日本において2022年3月に策定された第3期スポーツ基本計画では、全ての人が自発的にスポーツに参加でき、楽しさや喜びを感じられる社会、そしてスポーツの力で地域経済の活性化や課題を解決できる社会の実現を目指しています。
スポーツを通じた地域・経済の活性化、健康増進による健康長寿社会の実現、共生社会の実現、国際理解の促進、観光への活用など、地域社会におけるその役割は一層重要視されており、地方自治体においても様々な取組が進められています。
今回のセミナーでは、地域において「スポーツ」が社会の一部となり、社会を動かすエンジンにもなっているというドイツにおいて、これがどのように実現されているのかについてご紹介いただくとともに、日本において今後どのような議論が必要となるかということについてお話しいただきます。

なお、セミナー終了後も見逃し配信動画を閲覧可能ですので、当日ご都合のつかない方も、ぜひお申込み・ご視聴ください。
この機会をお見逃しなく!皆様のご参加をお待ちしております。

講師

ジャーナリスト 高松平藏 氏

ドイツ在住ジャーナリスト。京都の地域経済紙を経て、1990年代後半から日独を行き来し始める。2002年からエアランゲン市に拠点を移し、現在に至る。大学や自治体などを対象に講演活動を行っているほか、同市でもセミナープログラムを行っている。著書に「ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか」(学芸出版)、「ドイツのスポーツ都市」(学芸出版)、「ドイツの学校にはなぜ『部活』がないのか」(晃洋書房)などがある。